30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

何十年かぶりに作る春まき夏どりキャベツの植えつけ

2022-04-08 | キャベツ

4月7日に植えつけた春まきキャベツの苗

春キャベツが裂球してきた。この時季は毎年そうなる。裂球しはじめたものは初期のうちに収穫してしまう。そのまま放置すると、全体が裂けて見た目が悪くなる。それでも食べられないことはないのだが調理に手間がかかる。冷蔵庫の野菜室にはいま春キャベツが3個入っている。もう満杯状態。そこで大量消費のレシピで減らすしかない。春キャベツの決め手が「煮浸し」。昨晩もそれを作った。これが簡単にできてそのうえうまい。煮浸しといえばいつもは小松菜だが、春はベガナと春キャベツになる。

↓春キャベツは防虫ネットのなか。裂球がはじまっている

春キャベツを食べてしまえば、わが菜園でのキャベツの収穫は秋を待たないといけない。半年くらい間があく。春まき夏どりを作れば、このさき6月と7月にも食べることができるのだが、これを長いこと作らなかった。

ところが4月7日に春まき夏どりキャベツを植えつけた。いまでも春まきキャベツを作るつもりはまったくなく、知り合いの農家から苗を15本ほどいただいたので、何十年かぶりに作ってみようかという気になった。それでも作るのにはためらいがある。

キャベツは夏まきと秋まきの2回に限定している。春まきはやらない。その主な理由が害虫である。これに手を焼いてから何十年と春まきは作っていない。

キャベツの栽培は易しい。問題は害虫対策。このため年中防虫ネットのなかで育てている。夏まきと秋まきはこれで害虫の被害なく育てることができる。

ところが、春まきは、防虫ネットをトンネル掛けしても、アオムシやコナガなどの害虫によって葉脈だけを残して食われてしまう。どこからか侵入してくる。対策が万全ならばそうならないだろうから、どこかで手を抜いてずさんなところがあるからとわかっている。食い荒らされた無残なキャベツの姿を見るとお手上げ状態で育てる気がなくなってしまう。

害虫駆除をするにはふだんは殺虫剤をつかう。キャベツにかぎっては葉に直接薬剤が降りかかるから殺虫剤は使わない。春キャベツを育てる農家は殺虫剤を散布する。その様子を見ているとかなりの抵抗がある。もちろん農家は基準内で散布しているのだろうけれど。

10本を植えつけた。害虫が侵入しないよういつもように防虫ネットをトンネル掛けした。すき間がないか。手抜きがないか。チェックしたもののどこか心配でならない。


      
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