30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

4月23日にエダマメ140本(発芽率85%)を植えつけ

2022-04-27 | エダマメ

育苗箱に4月16日タネまき、発芽率85%
4月23日に
子葉が開かないこの状態で植えつけ

4月23日の知床沖観光船遭難事故の「ウトロ」。2005年7月、テントを背負って北海道の山々を歩いていた。斜里岳を登山のあと、羅臼岳に向かう。斜里岳で知り合った熊本から来た3人組の車に乗せてもらい「ウトロ」で降ろしてもらった。うらさびしい港町だった。まさに地のはて、そんな町だった。小さなスーパーとコンビニで食料を買い、その日は高台にある国設知床野営場に泊まる。坂道をとぼとぼと登っていく。とてもさみしく感じたのを思い出す。

エダマメの苗140本を4月23日に植えつけた。タネまきは4月16日。品種は毎年同じで「湯あがり娘」。わが家の子供は男ばかり。娘の湯上りのにおい立つ香りには縁がない。このエダマメの甘い香りから想像するしかない。

タネは通常の袋よりひと回り大きく、容量は85ml。いつもこれを買う。440円。毎年発芽率を観察しているから、タネをまくときはタネの数をかぞえる。165粒ぐらいあった。

まく時期は4月20日前になる。天気予報でこの先の気温の変化を参考にころ合いを見てまく。

タネは直まきしない。セルトレイか育苗箱になるのだが、いつも育苗箱。タネをまいたら乾燥しないよう新聞紙で覆う。これを玄関内に取り込む。発芽まで約1週間。ことしは予想より気温が低い日が続く。心配になり毛布でくるんでやった。予定通り1週間で発芽してきた。

発芽したとたんに、まだ子葉が開かない状態(冒頭の写真)で、すぐに育苗箱から苗を引き抜き畑に植えつけてしまう。育苗箱の苗は生育するほどに根が伸びて、引き抜くときに根を切ってしまうこともある。それなら早めにやってしまおうと。

この状態で植えつけて大丈夫かと心配したがこれでうまくいった。やってみないとわからない。それからはずっとこの方法。これですぐに子葉が開き、初生葉、本葉が出てくる。

育苗箱から引き抜くときに発芽した苗の数をかぞえる。ことしは165粒から140本の苗を得ることができた。発芽率85%。ことしも成功だ。

かつてはエダマメの発芽をそろえることができなかった。かなり試行錯誤したがなかなか上達しない。なにが原因でそうなるのか見当がつかないでいた。数年前のこと、知り合いの農家から秘伝を授かった。やってみるとそれまでとは見違えるほどの、へえと驚くくらいの発芽率が実現した。いまではすっかり自家薬籠中の物となっている。それからの発芽率は85から90%をキープしている。ポイントは温度と水はけと知る。

ところが困った。この春から菜園を大幅に縮小した。140本のエダマメの苗を植えつけるだけの面積が確保できない。昨年はこれ以上の苗を植えてもかなりの余裕があったのだが。それでも株間を狭くしてどうにかすべを植えつけた。窮屈か。

4月23日に畑に植えつけたエダマメ。4月26日のウォ―キングの帰りに見てみると、子葉が開き初生葉がでてきている。もう大丈夫だ。


      
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