ホウレンソウー11月22日タネまき、ビニールをべた掛け
28日に発芽、すぐにビニールをトンネル掛け
11月25日は作家の三島由紀夫没後50年だという。50年前のこの日を鮮明に覚えている。大学近くの食堂のカウンターでひとり昼めしを食べていた。すぐ近くにあるテレビがなにか騒々しい。目をあげると三島事件を放映していた。しばらく見ていた。昼めし食べながら眺めていたのである。この事件に接してなにを思ったのだろう。おもいだせない。たぶんこの衝撃的な事件を、大学生の自分にとっては別の世界の出来事のように感じていたのだろうと思う。あれから50年。
ホウレンソウを11月22日タネまきした。28日には発芽してきた。この寒い時期にこんなにも早く発芽してくるなんて思ってもみなかった。驚いている。
このところのブログは2回続けて、11月の気温が高い影響で菜園の野菜が例年に比べて急生長という記事。
9月末にまいたホウレンソウが気温が高いために早く大きくなりすぎてしまった。それでも食べてはいるのだがそろそろ限界だ。周囲の農家だって9月末から10月初めにまいたものは、こちらも大きくなってしまい、収穫が追いつかずトラクターでつぶしている。なんとももったいない。
わが菜園ではホウレンソウは遅くとも10月初めまでにまいている。それが最後のタネまきとなる。それ以降にタネまきして育てるには、防寒、保温のためビニールまたは穴あきビニールをトンネル掛けする必要があるのだが、菜園を始めて30数年になるがホウレンソウではこれまでやったことがない。
冬に食べるホウレンソウがなくなってしまった。さてどうしよう。いまは11月下旬。いまからタネをまいても育って収穫できるまでになるのだろうか。
農家の知り合いに尋ねた。いまからでもできるという。タネをまいたらビニールをべた掛けしておき、発芽したらビニールか穴あきビニールをトンネル掛けすればいいという。
とにかくやってみることにした。結果が失敗しても、とにかくやってみようが大事だ。22日にすぐに実行。1週間後の28日には発芽してきた。いくらビニールで地温をあげているからといってこんなに早く発芽してくるとは。どんなに早くても2週間はかかると思っていたのに。
じつは教えてくれた農家もわたくしと同じ事情だった。前日の21日にタネをまいたばかりだっだのである。
発芽を確認したら、こんどはビニールでトンネル掛けして生長を促す。いつ収穫できるようになるのか。これがわからない。1月になるのか。今後の気温しだいなのだろうが。とにかくやってみる。