30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

困った。雨、雨、降れ、降れ

2009-09-25 | コマツナ

いまは秋冬の葉もののタネまき適期だ。それなのに雨が降らない。土がからからに乾いている。これには困った。

15日に葉もののタネを一斉にまいた。ホウレンソウ、ミズナ、チンゲンサイ、コマツナ、シュンギクなどだ。雨が久しく降っていないので土が乾燥している。これらの葉ものは芽が出るまでは表面を湿った状態にして乾燥させないのが望ましい。そのために畑に水を運び、水やりをしなければならない。雨が降った後にタネをまくのならこんな苦労はしないですむのだが、せっせと水を運んで水をやる。その上、寒冷紗や不織布をかけて乾燥を防いでいる。

このかいあってか、どうにか芽が出てきた。一部で発芽がそろわない。このからから状態では仕方ない。家庭菜園だからこうして水やりもできるのだが、規模の大きい農家では雨が降るのを待っているのではないか。周囲の農家はホウレンソウのタネまき時期だ。しかし畑がこうも乾燥していたのではしばらく様子を見るほかない。

私の趣味は登山と百姓だ。いずれも天気は気になる。天気予報をこんなに見ている人もいないと思えるくらいよく見る。登山では晴れてほしいと期待し、一方、百姓ではいい加減雨が降ってほしいと期待する。だから天気予報を見るといっても晴れてほしいと願うばかりではないのである。きっと神様は思っていることだろう。このヤロウ、好き勝手なことを願ってばかりいて、と。

この雨不足は全国的だという。葉もののタネまき適期だけに、これから値段に影響が出てこなければいいのだが。天候の影響は家庭菜園にも及ぶ。日々の作業から、たとえば品不足で高くなるぞといった見通しもある程度は実感できるのである。

   

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