6月21日に地這いキュウリとミニトマトが取れ出した。
キュウリはタネから育てたので初物がいまになった。一昨年からはすべて「地這い」にした。これにしたのは、昨日のインゲンの記事と同じ理由からで、支柱を立てるのが面倒になったからである。地這いに切り替えたときの心配は味だった。というのも地這いはまずいという印象があったからだが、品種改良のおかげというのだろうか大して食感に変化はなく安心して食べられた。これならいいと、この夏も地這いである。
トマトはミニが食べられるまでに赤く熟してきた。大玉トマトはもう少し待たないといけない。トマトはさすがに支柱を立てないと育てることができない。地這いトマトができればなあとこのところ願っているのだが。
「トマトが好きではないとはめずらしいですね」
菜園仲間からいわれた。夏野菜の代表選手といえばトマト、だれもが好きなのに、目の前にいる人はあまり好きではないとの表明に意外と思ったらしい。
トマトとキュウリ、どちらが好きかと問われればトマト支持が圧倒的だと思う。ところがわたくしはトマトは嫌いではないのだが好きでもない。断然キュウリを選ぶ。キュウリは好きだ、と言える。
トマトは気がむいたときにしか食べない。それなのに、大玉とミニ合わせて12株を栽培している。雨除け資材を組み立ててまでして面倒をみ、腕によりをかけてまっとうなトマトを作っている。
さっそくこのキュウリでサラダを作ってみた。材料はツナ缶、マカロニ、ニンジン、タマネギ、キュウリ、マヨネーズ。見た目にも彩りがきれいで、さっぱりと食べられた。
この日はナスとピーマンも取ってきた。両者はすでに収穫が続いている。このあいだ作ったナスとピーマンのみそ炒めがうまかった。なんとかの一つ覚えでまた作ってしまった。この日の夕飯のおかずは夏野菜のオンパレードになった。
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