収穫できるのはこの「梨瓜」とばかり思っていたが…
やっぱりそうだったか、と笑ってしまった。わが菜園で栽培しているマクワウリは、「梨瓜」ではなく「銀泉マクワ」だと分かった。8月4日投稿の記事で、栽培しているのは「梨瓜」と書いたが、これはじつは「銀泉マクワ」の間違いだった。いそいで訂正する。
間違いと分かったいきさつはこうだ。
栽培しているマクワウリの苗は知り合いの農家からいただいた。
「これは梨瓜の苗だよ」
(これが間違いのもと。じつはその苗は銀泉マクワだったのである)
それを鵜呑みにして育ててきた。
8月4日の記事で大きく育ってきたことを書いた。梨瓜は果皮が白くなる。いまの果皮は緑色している。ここでわずかに疑問をもった。だが、生長するにしたがって白く変化していくだろうと思った。
ところが、その日に近くの家庭菜園で「銀泉マクワ」を収穫しているのに出くわした。銀泉マクワは知っていたが、じっさいに家庭菜園で栽培しているのを見るのは初めてだった。収穫時には金色に染まって、縦に10本の白い筋模様がある。収穫前のまだ小さな実を見ると、緑色ですでに縦に模様が入っている。
これを見て疑問が膨らんだ。わたくしの栽培している「梨瓜」もいまは緑色で、同じように縦に筋模様が10本ある。色といい、模様といいそっくりだ。もしかしたらわが菜園のは「銀泉マクワ」ではなかろうかと。
近くの菜園で収穫していた銀泉マクワ
銀泉マクワの小さな実は緑色で、すでに白い筋模様がある
8月5日、農家の知り合いに尋ねた。ちょうど「本物の梨瓜」を収穫してきたところだった。わが家のマクワウリの写真を見せた。ここでやっと「梨瓜」ではないと判明した。
この農家ではわたくしに分けた同じ苗も育ていた。梨瓜とは葉の色、果皮の色が違うので、これは梨瓜ではないと分かり、わたくしに知らせるところだったという。
間違いがわかってよかった。マクワウリの品種は全国に多くある。農家は複数のタネを持っているから、こうした品種の取り違えが起こるのだろう。
ついでに収穫したばかりの「本物の梨瓜」をもらってきた。それがトップの写真である。