11月7日収穫
11月9日収穫
7月18日にタネをまいたニンジン。11月7日に初収穫ができた。いつ収穫してもいいほどに生長しているとわかっていたのだが、つい忘れていた。かみさんに「ニンジンはもうできているはずよね」といわれて、あっそうだと気がついた。50坪の菜園といえば狭いのだが、すべての野菜の生育をきちんと見ているようで見ていないときがある。ほかの野菜の生育に気を取られているとこうなる。
ニンジンは、春と夏の年2回タネをまいている。春まき夏どりは「時なし5寸」を100本ぐらい、夏まき秋冬どりは「黒田5寸」を150本ぐらい作る。
ニンジンのタネまきは一発勝負。いかに発芽をそろえるかにかかっている。かつてはうまくいかずに苦労したが、すっかりうまくなった。失敗してタネをまき直すことがなくなった。長いことやっているのだから当たり前といえばそうなのだが、いまでもニンジンのタネまきから発芽までは気が気ではない。
ニンジンにはキアゲハがしょっちゅう飛来して卵を産む。注意していないと幼虫に葉を食べられてしまう。見つけたらつまんで殺す。いつのまにか幼虫を手でつまめるようになっていた。
さて収穫だ。ひっこ抜いていく。ことしもうまい具合にできた。そのうえサイズがそろっている。春まき夏どりに比べて、いま収穫の夏まき秋冬どりのほうがやわらかくてうまい。根菜類は寒いときのほうがうまいといわれるがたしかにそうだ。
2人暮らしには150本のニンジンは多いのか少ないのか。不思議と春先までには食べてしまうものである。好きだから食べるのか、あるから食べるのか。残るようだとジャムにしてすべて食べ尽くす。