30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

冬ネギー収穫と苗の越冬

2015-11-26 | 下仁田ネギ

・冬ネギの収穫
冬ネギを収穫することにした。冬ネギの旬は12月中・下旬からと何十年もそう思いこんでいた。それが前回書いたように11月に食べてみたところ食べられないことはない、いやそれなりにうまかった。それならといつもより早めに食べはじめることにした。

冬ネギは下仁田ネギ、赤ネギ、九条太ネギの3種。まずは赤ネギから食べる。栽培している冬ネギ3種の中で、赤ネギと九条太ネギはくせがなく、なんにでも合う。下仁田ネギは味が濃いだけにしつこく感じるときがあり、やはり煮物がいちばんうまく食べられるかなと思う。

収穫した赤ネギ。土寄せしてきただけに白い部分の葉鞘部が長くなっている。赤ネギはこの部分が赤くなる。下の写真は泥付きだが、泥を落とすと鮮やかな赤色になる。

冬ネギはすべて前年10月にタネをまき、翌春に植えかけ、夏に定植して冬に収穫する。赤ネギは春に植えかえるとき選抜する。苗が赤いものだけを選び、色が浅いものは捨てる。これは栽培農家がすることを自己流で真似したもの。赤ネギだから赤くないと商品価値にならない。家庭菜園ならここまでこだわることはない。味は変わらないと思う。 

・冬ネギの苗の越冬
冬ネギの栽培期間は長い。タネをまいてから収穫まで14から15カ月かかる。一年先、すなわち来年12月収穫予定の冬ネギはすでに10月9日にタネをまいている。ことしも赤ネギ、下仁田ネギは変わらないのだが、九条太ネギの代わりに石倉太ネギにした。

タネは赤ネギと下仁田ネギは自家採取したもの。6月に自家採採取したタネを10月にまく。毎年その繰り返しだ。

苗はすでに12センチほどに伸びた。苗は寒さに弱い。越冬させるため全体を穴あきビニールでトンネル掛けしている。毎年同じことをしているなと思いながらの作業である。

トンネル内は気温が高いため雑草が生える。放置していると雑草が繁茂してしまう。たまには雑草取りが必要だ。冬ネギはなにかと手間ヒマがかかる。それだけにうまい!のである。冬ネギを食べたらほかのネギは食べられない。だから作るのをやめられない。


苗は穴あきビニールをトンネル掛けして越冬させている

いま現在の苗の生育具合


         
    気まぐれ山旅リポート  ようこそ!ビッグファームへ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする