30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

桜とウグイスとキャベツで春気分

2011-04-04 | その他

私の住む我孫子市でも桜が咲いた。東京で咲いたというのにこちらはいつまでたっても咲かない。いつになったらと、そんな気になっていた。桜の時期になるとなんとも落ち着かない。私が桜の開花を確認する「標準木」はいつもウオーキングする公園にある。毎日のように見上げているのだが・・・。ようやく一昨日の2日、開花を確認できた。帰り道にウグイスの初音を耳にした。まだぎこちない鳴き声であった。初音の時期も遅かった。これで千両役者がそろった。すっかり春の気分になった。突然に話がそれるが、なぜ万両役者でなく、千両役者なのか。昔は千という数字にはある種の威力があったと考えられていた。千日詣、千里眼、千人針、みなそうでしょう。これは最近読んだ本にそう書いてあった。それが頭の隅にあったので、なにげなく千両役者と書いたときにその記憶が飛び出してきたというしだいなのだが、受け売りだけに「千両」もそう考えていいのか心もとない。

春キャベツが巻いてきた。収穫は今月にできるのかそれとも来月になるのか。冬キャベツをすべて食べ尽くしているので、わが家がいま食べているキャベツはスーパーで買ってきたもの。春キャベツは見た目にも、ふんわりとしていて、みずみずしい。食べてもうまい。しかしどうも引っかかるものがある。キャベツといえば虫が付きもの。それを駆除するため農薬散布は欠かせない。私は殺虫剤を使わないで育てているが、これができるのも家庭菜園だからで、農家のような規模が大きいと、農薬に頼らざるを得ない。もちろん使用回数などを厳守しての農薬使用だということは重々承知していながらも、農薬散布をしているところをしょっちゅう見ているものだから、どうしても買ってきたキャベツにはちょっとばかり抵抗がある。


  

       

 


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