30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

菜の花丼で春が来た

2010-03-19 | ハクサイ

春めいてきた。ウオーキングの道すがらそう感じさせてくれる。ツクシ、タンポポ、ハクモクレンそしてコブシ。明るくなった。気分もそうだ。桜前線の北上とともに梅が終わる。桜の花が咲くまでのいまの季節が好きだ。それだけに過ぎゆくのが惜しいほど貴重な時間となる。

少し寒さを感じならも日差しのぬくもりがなんともうれしい。大地は冬期の充電を済ませ、いまかいまかと萌え出ずるのを待っている。それを肌で感じられるのがいまの季節だ。ここは速足にならないでゆっくり来てほしい。急ぐことはない。この自然の移ろいをゆっくりじっくり味わいたいからだ。

この春の訪れを「菜の花丼」で祝いたい。ハクサイはトウがたち花芽を出してきた。これで楽しみにしていた菜の花丼が作れる。菜の花丼は私に春が来たと実感させてくれる。

菜の花丼は2007年にテレビで見たそれ以来毎年作るからで今年で4年目になる。菜の花といえばアブラナ科の花だが、食べるにはハクサイのそれが一番うまい、と私は思っている。だからハクサイのトウだちをいまかいまかと待っていた。

作り方は慣れているだけにあらためてレシピを確認する必要はない。油と塩と醤油で炒めるだけだ。しんなりしてきたら汁ごと丼ご飯にかける。簡単この上ない。これで「春が来た」と実感できるのだからなんともありがたい一品になる。すっかり私の春の定番になった。さらに、からし和えもつくってみた。


               


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする