30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ジャガイモの植えつけで、今年もスタート!

2010-03-09 | ジャガイモ

日曜日に某テレビ局から電話世論調査に協力のお願いがあった。
「お宅に20代、30代の方がいますか」
「みんな巣立ってしまい、いません」
標本調査だというのが分かっているから、相手がどう出るか試してみた。意地悪じいさんである。
「私は60代ですが、私ではだめですか」
「50代、60代はすでに間にあっています」
もちろん相手が「間にあっています」なんて言葉を使うはずはないのだが、そんな意味のことを言った。それとも「このじいさん、話が長くなるな」と思ってやめたのだろうか。在宅率が高い中高年齢層の協力は得やすいのだが、不在の多い若年層の20代30代の協力をなかなか得られないから、電話しまくっているのだろう。標本調査とはとても思えない。いまのマスコミの世論調査は社会調査というよりマーケティング調査に近い。これで世論をほんとに測れるのだろうか。

今年の農作業がはじまったな。ジャガイモの植えつけ作業をやっているといつもそう思う。種イモを買ってから2週間たった。いい具合に芽が出てきた。植えつけたいのだけど天気が悪い。やっとのこと、畑を耕してジャガイモを植えつけることができた。

種イモはメークインと男爵を合わせて3キロを植えつけてきた。2人の食卓では食べきれないほどの収穫量になる。昨年からメークイン1㌔、男爵1㌔と2㌔に減らした。今年もそうしようと種イモを買いに行った。ところが今年はどういわけかいろいろな品種の種イモが並んでいる。目移りするほどいっぱいある。

予定通りメークイン1㌔(240円)、男爵1㌔(220円)を買った。しかしどうにもほかのジャガイモが気になる。「まあいいか」」とキタアカリを1㌔(298円)買ってしまった。毎年同じ品種ばかりではつまらないからたまにはこういう衝動買いはおすすめである。しかし小さな菜園ではもて余すだろう。50坪の菜園でも3キロの種イモの植えつけると結構な場所を取るからだ。

この後の作業は毎年同じこと。長年ジャガイモづくりをしていても工夫の余地はまだまだあるのだろうが、ここは慣れた手つきで植えつけていくだけだ。





昨年のジャガイモは菜園を始めてから最悪の出来になった。私だけでなく周囲の菜園もそうだった。なにが原因だったのか。知識なんてまったくないので関係書にあたってみた。ジャガイモの病気はこんなにもあるんだと知った。そこで昨年のジャガイモは、その症状からなんの病気にかかったのか調べてみたのだがわからない。浅学の身を嘆く。今年も昨年と同じような病気になったらその時は原因を知る必要が出てくる。まあ、その時はその時だ。とりあえず風の冷たさを感じながら早春の屋外での農作業を楽しもう。
 BIGFARMのジャガイモ栽培


               

 


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