30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

遅ればせながら(2)

2006-11-22 | キャベツ
ダイコンとハクサイの緊急需給調整(産地廃棄)を21日から今月末まで実施する、というニュース。秋の好天が続くといつもこうだ。道楽的趣味的週末菜園の私には、手塩に掛けて育てた野菜を廃棄することはあり得ない。豊作を心底喜べるような仕組みができないのだろうか。なんともやりきれない。

遅ればせながらキャベツの収穫を迎えた。
7月下旬にセルトレイに種をまいた。本葉が出たところで畑に移植して育苗。それを8月下旬に定植した。キャベツの栽培は虫との戦いになることは分かっている。それでこれまでは作っていなかった。もちろん私の好みも多分に影響している。

虫を寄せ付けないため定植してから不織布をベタ掛けしてきた。これで大丈夫だろうと安心していた。ところが生育の状態を見るため不織布の覆いを取ってみると虫食いだらけだ。なんのことはない。隙間から虫が侵入していた。アオムシがあちこちにいる。薬剤をまけば手間が省けるのだが、薬剤はできるだけ使用しないように決めている。それに株の数も少ない。一匹一匹を手で摘まんで殺していく。アオムシとキャベツは同じ色だからなかなか見つけにくい。同じ時期に種をまいたブロッコーリーは頂花蕾のほとんどを収穫できているのにキャベツのほうの成長は遅かった。狭い菜園の宿命か、密植気味に植えたのが原因かなと思っている。


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