大学や大学院を2025年に卒業する見込みの学生のうち、5人に1人に相当する19・2%が 「子どもはほしくない」と考えていることが、就職情報サイトを運営するマイナビ(恵只)の調査で2月3日、分かった。
2024年卒の前回調査の13・1%から大幅に増加した。
回答者は学生生活で物価高の影響を大きく受けた世代で、調査担当者は「経済面への不安が人生観に影響を与えている可能性がある」とした。
ほしくないと回答したのは女子が23・5%と、男子の12・1%を大きく上回った。
育児休業の取得が仕事に影響する不安や、家庭での育児の分担の男女差などが要因とみられる。
複数回答で男女に理由を尋ねたところ「うまく育てられる自信がない」(57・4%)が最多だった。
次いで「自分の時間がなくなる」(51・5%)「経済的に不安0%%)となった。
調査はマイナビに会員登録している全国の大学3年生、大学院生を対象に、インターネットを通じて昨年い11月28日~12月25日に実施し、2337人から回答を得た。
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