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空自「宇宙イ乍戦隊」が発速 米軍・JAXAと情報共有

2020年05月21日 | 防衛

日本の人工衛星を守るため、宇宙ごみ(デブリ)や隕石、不審な衛星を監視する航空自衛隊の「宇宙作戦隊」が5月18日、府中基地を拠点に発足した。

宇宙監視に専従する自衛隊の部隊設置は初めて。

防衛省は米軍や宇宙航空研究開発機構(JAXA)と連携し、情報共有システムの構築を図る。

米軍は昨年12月、陸海空と並ぶ独立軍として1万6千人規模の宇宙軍をスタートさせた。

中国やロシアは他国の人工衛星を攻撃する「キラー衛星」を開発しているとされ、加速する宇宙の軍事利用の動きに日本が影響を受ける可能性もある。

5月18日に防衛省で開かれた隊旗授与式で、河野太郎防衛相は「新たな安全保障環境に一刻も早く適応するため、早急に宇宙状況監視などの体制を構築しなければならない」と訓示。

宇宙作戦隊長の阿式2等空佐は「まずは人材の育成が重要だ。 米軍、JAXAと協力していきたい」と述べた。

防衛省によると、宇宙作戦隊は約20人で発足。

山陽小野田市に建設するレーダ1で高度約3万6千キロの静止軌道を監視し、人工衛星をデブリなどから守る任務に当たる。

2026年度までに、独自の宇宙監視衛星の打ち上げも目指す。

JAXAは静止軌道に加え、高度千キロ以下の低高度周回軌道も担当。

自衛隊がJAXA、米軍と互いに情報を共有するシステムは、2023年度から運用が始まる予定になっている。

自衛隊は2016年から、宇宙監視に関する米戦略軍主催の多国間机上演習に毎年参加。

米カリフォルニア州の空軍基地にある宇宙作戦センターに連絡官の派遣を検討しており、部隊間の関係強化を進めていく。


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