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御坊市 健康麻雀全国大会(9月24日)へ始動 〈2023年4月22日〉

2023年04月22日 08時30分00秒 | 記事


全国大会への協力を呼びかける三浦市長


 御坊市を「健康マージャンの都」として売り出す第1回健康マージャンペアフェスタ全国大会に向け、官民で組織する実行委員会設立総会が、20日に市中央公民館で開かれた。大会は9月24日に市立体育館で開き、全国から選抜された子どもから高齢者、プロをあわせた224人が出場し、ペア戦を競う。令和6年度以降も継続開催し、御坊の魅力を全国に発信。自治体独自の全国大会継続開催は全国で初めての取り組み。

 実行委員会は市、市教委、市議会、大洋化学(株)、御坊商工会議所、市観光協会、全国麻雀段位審査会、県麻雀段位審査会、市健康麻雀実行委員会、紀州鉄道(株)、中紀バス(株)、熊野御坊南海バス(株)などで組織。会長に上西一永・大洋化学(株)代表取締役、副会長に山本清司市議会議長と弓倉正啓市教育長、顧問に三浦源吾市長が就き、総会では会則や5年度事業計画、予算などを承認した。
 大会名は「麻雀の聖地わかやま御坊プロジェクト・健康マージャンペアフェスタ~みんながつながる みんなにひろがる 麻雀の和」。国民文化祭と同様に子どもから高齢者まで全国から216人を募集。有名なゲストプロ4人、招待選手4人をあわせた224人が出場し、2人1組のペア戦で競う。和歌山県代表選手24人程度のうち御坊市枠で12人程度を設け、7月に地元予選会を開くほか、8月に一般を対象にした体験会も予定している。
 大会当日は午前10時30分から開会式、11時10分から対局を計4回行う。市公認PRキャラクターで全国麻雀段位審査会から名誉初段の称号が贈られた「みーやちゃん」を大会イメージキャラクターにし、御坊の特色を生かした優勝トロフィーをつくり、上位8ペアを表彰。個人1位に最優秀選手賞を贈るほか、最高齢者賞、最年少者賞、夫婦ペア・親子ペア(祖父母と孫含む)・兄弟ペアの特別賞も設ける。
 会場には物産、観光、ふるさと納税の各コーナーを設置するほか、昼休憩中に参加者全員で市の健康体操を行い、閉会式前には観光PVを上映し、御坊の魅力をPRする。
 御坊市では平成18年から熟年高齢者健康麻雀大会実行委員会が大会を開くなど普及活動に努め、令和元年秋のねんりんピックと3年秋の国民文化祭では官民挙げて誘致した全国大会を成功させた。公式の全国大会では初めて全自動麻雀卓を全卓使用し、開催地として高い評価を得た。これらの実績から全国麻雀段位審査会などが御坊を「健康マージャンの都」として売り出す独自の全国大会開催を提案し、市が今年度予算に420万円を計上、新規事業化した。


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