意外に苦戦

H15年　SK82VN バネット

タイミングベルト交換で同業さんから依頼をうけました。



車上ではクランクのボルトが外れ無さそうなので、ラジエター取りました。




取って正解！
これなら余裕




w/pもちょうどいい時期に漏ってたね




今回の失敗
少し固着してたので思いっきり引っ張ったら、思いのほか簡単に抜けて
地面に落下、端っこ割れました・・・
安かったから良いけどサー、なーにやってんだかって感じ・・・




この他に、ロッカーカバーのパッキンも追加
ついでにやるには後悔するほどカチカチになったシール外しに苦戦。




苦戦したのがサーモスタットの交換。
インマニのステーが邪魔でケースが外れないの。
ステー取るにも工具がほぼ入らない、この設計はバカタレ
2箇所のボルトのうち、1本を外し、ステーを工具にしながら緩ます方向にずらして
何とかなったけどさ、こんなんで1時間もかかっちゃった・・・

それなりに全体的な指数もいいから勘弁してやる。
いえ、部品壊してごめんなさい。



続けてFE70EB キャンター車検




ストップランプ点きっぱなしなので




お馬鹿リレー



社外品があるのでそちらをチョイス。
これが壊れると地味に嫌な故障に発展するものばかり。
値段は多少高くてもいいから耐久性のあるリレー作ってくれ。

SCRトラブル 再修理

去年の8月に修理したキャンター　これ

走行中、SCRランプが点灯したが帰社中消灯したとのこと。



色々と任せてくれるようになってから気づきましたが、キャンターのトラブルもかなりのモン・・・




で、早速診断機をつなげます。







やっかいなトラブルを今後抱えそうなコードです。
下2つはユニット通信不能による、エラーなようです。










NOXセンサー故障による、下2つは付随されるコード。







エンジンコントロールユニットは一過性の可能性も含めて消去しましたが、どうしてもNOXセンサーだけは
瞬時に入力されます。
NOXセンサーの場合、他の起因による故障は無く、単体故障と見るのが修理所にも記載されてますので
おそらくではありますが、装着後4ヶ月強、製品不良の可能性が高いようです。
よって、少し面倒ですがクレーム申請し、そのまま通りそうです。

国産だって無いってわけじゃありませんが（純国産なんて無いでしょうけど）、海外製のセンサーは
要注意です。
結果的には工賃分が赤字です・・・
フィアット？ルノー？との提携、大丈夫かいな・・・





そして大型UD、ホイールシリンダーから盛大にフルード漏れを起こしてる為、緊急修理です。
おかげさまでアームロールの車検は来週へ、エルフの車検整備まで1日伸びました。
年明けから休まるヒマが無いですが、忙しいことはいいことだ～！

ご迷惑かけたお客様には申し訳ねぇ・・・

ハイゼット エンジンチェックランプ

H14年　S200P　ハイゼット

いつも見させて頂いているリースの車両です。
チェックランプが点灯したので入庫されました。






ヒーター断線ね、原因はハッキリしましたので部品を手配。



下からできるラッキー





あら？抵抗あるじゃん
5Ωもあれば充分じゃないの？誤診か！と



修理書見たら基準値より低かった・・・これじゃ点灯しますわね。
ダイハツってこんな抵抗高いの？

フォワード インジェクター交換

以前、ちらっと記事にした　これ

ようやく入庫していただいたので交換しました。



6EL1、6発エンジンです。
配管に余裕がある分、2ｔ車より交換は楽です。




こりゃひでぇ・・・
タールになってますね。
決まったドライバーさんが居ないからこんな状態になるんでしょうね。
車検も同時なので後ほど交換します。



ね、スペース結構あるでしょ？




なんなく外しました。
ちなみにエルフとすべて同じ手順です。



ロッカーカバーもタール落として綺麗サッパリ。




さて、次は組み付け準備です。
インジェクターシートガスケットはかなりユルユルなので、少しグリスを付けて




接着剤代わりに。




一つずつIDをパシャリ。




締め付けトルクもエルフとほぼ同じ。





組み付けたらID打ち込みです。
6HL1カテゴリでは



読み取り機能しかないので




6HK1で




一番上の3pinからね




これには書き込み機能が実装
一度すべてのケタを打ち込みましたが



失敗。
やっぱケタを省略しなきゃいかんですね




赤丸の部分を抜かして打ち込むと







成功、もうあわてません



残り5本もチャチャっと打ち込んで完了。




あらいいですねえ。




強制再生も5分ほどですんなり高温へ移行。
ツールがあればもう怖くない作業です、ガンガンチャレンジしましょう。

トゥーラン 車検

H17年　1TBLP トゥーラン

以前、触媒交換した車両が車検時期を迎えました。



テンショナーから少しベルトがはみ出てます。
音も出てるのでテンショナーとアイドラ交換です。



何を作ってるかと言えば・・・




IGコイルの脱着用SST
白状しますが、2年前の車検時、IGコイル交換で手ではどうにも外せず
まー交換だから・・・で、壊しながら強引に取ったバカ整備士です。



コイル両脇に引っ掛けたら




テコでゆっくり抜きます。




こんな具合で




こう。




角も減ってないし、まだ大丈夫。




プラグホールからもオイル漏れ無し。

さらに白状すると、2年前の車検時、プラグホールからのオイル漏れを発見
ロッカーカバーパッキン交換で直るでしょ
と、バラし始めたはいいんですけど、タイミングケースとロッカーカバーの間にプレートが入ってて




この赤丸、これが一体モノでオイルパン下部まであるんです。
だからロッカーカバーのオイル漏れ修理はタイミングチェーン脱着、オイルパン脱着が必須。
ええ、SSTも無いし、修理書も無いのでデラさんに投げました。
こんな恥を覚悟でお願いしたにも関わらず、気持ちよく受けて頂きその節は有り難うございました。
デラさんでも知らなかったらしく、初期型のごく一部にこんな構造があると調べてわかったようです。




修理続きです。
リヤパッド交換にもSSTが必要なのが発覚、すぐさまストレートで購入しやっと交換。




ひとまず無事に点検、修理は完了。




さて、F3-Gの出番です。
調子悪くないので後回しにしましたが、本当は点検前につなげるのが普通。
こういうやり方も直していかなきゃならん悪癖。




修理？今でしょ！直訳するとこう？
あーくだらねえ・・・

たぶん、サービスインターバル中って言いたいんでしょうね。




試したいのはこれ、サービスリセット




















整備しろっていうスパナマークはまだ出てません。









んーとまぁ、車検なので区切りとしてリセットしたかったのですが、成功と出ているにも関わらず
何度やってもリセットできませんでした。
まだ整備マーク出てないから？単純にできないだけ？




オイルリセットも成功してますが、メーター上のオイルメンテナンス項目を探すも、マニュアル見ても
発見できず・・・
やり方が悪いのか、見落としがあるのか？外車は苦手です。




そういや日本語すっかり忘れてた・・・
一部怪しい表記はあるものの、ちゃんと理解できるレベルです。



ね？やっぱ変わらず。




あとはオールスキャンして




長いよ・・・







少し前と比べてライブデータの読み取りが個人的にはめんどくさくなりました。




ただ、主要な項目は基準値が出るようになりました。




外車のクセに何も拾ってないの・・・




ん～これじゃドコのセンサーかわからんよね？
細かいところで抜けてるこういうところを今年は改善してほしいですね。

明日車検受けて問題なければ納車です！