診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

気を抜かないこと

2015-12-24 21:53:37 | いろいろ
4P10のオイル交換のコメントがあったので記事にするまでも無いな、と
放置してた過去のフォルダから探してきました。



オイルパンはアルミ製なので20N.mの締め付けです。
軽のドレンボルト締めてる人ならわかってくれるとおもいますが
ダイハツ、スズキの対アルミパンドレンに対するトルクの約半分なのです。
あまりにも締め付け力が少ないので「本当にこれで大丈夫?」っていう疑問が
毎回出てきます。
もちろん、メーカー指定なので間違いは無いのですが念のため、少しだけ締め付け力を足してます ^^;



そしてオイルエレメント。



お前はマトリョーシカか



さすがにこれ以上はないですねw



ちゃんとしたコマが無いので工具のマトリョーシカw
ちゃんと買っておかないとですね。



フィルターのほうが締め付けトルクおおきいってどういうことだよ。
オイル交換一つですが気を付けること多数です。



こちらはFE73のキャンター
車検で入庫されましたが、真っ先に確認したかったフューエルフィルターの部分。



フィルタ交換後、上の写真はちゃんと締め付けて無かったですね。
注意力が足りないから中途半端を「これで良し」としちゃう。
指摘してもうわの空だから黙ってやるしかないもの・・





今回、2回目の車検でご入庫されたプリメーラ。
前回から4千キロの走行だからあまり乗らないし、隙間にコケとか出てる始末。
ライトコーティングとかもね気づいたらやってほしいんだけど、やっぱり気が回らないから
こっそり帰った後に施工しておく。もちろんサービス。



乗らないからガラスの動きが重い。
これが後々パワーウインドの故障に繋がるからこっそりシリコンスプレーで潤滑しておく。

あまり距離乗らない車は故障率は当然低いです。
駄目な所があったら交換してくれとは言ってくれますが、致命的なものってまず無いんです。
些細なサービスですが、手が触れる所、見える所、車検のたびに何かが変わってる、ここなら任せられるって
思ってくれれば幸いです。
お客さんの車を預かってる間は気を抜かないこと。