診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

整備書のやり方が正解とは限らない

2014-02-08 05:06:06 | トヨタ
H16年 ハイエース KDH200V

フロントハブボルト締めすぎによる破壊修理です。

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初めてバラすので整備書通りに分解していきます。
これがなかなかの重さ。

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うちにあるインパクトの最強4でやっと緩むくらい。
素人締めは怖い。

で、ハブナックルそっくり降ろしたんですが・・・


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あれ?ハブナックルがここで残るってことは、ハブと共締めしてる4本のボルト外せば
スライドハンマーで抜けるじゃん!
車載状態でハブだけ抜けるじゃん・・・

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午前中しかないのでひとまずバラします。
最近こんなチョンボばっかやらかしてる。


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ローター外してやっとクリップボルトお目見え。


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抜くのは力づく


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意外に堅かった


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整備書だとナットで締め込めってなってるんだよね。
こういう所こそプレスの出番でしょうに。

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規定トルクで締め付けて組み付け完成!

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ついでにたまわった用件。
朝の始動がすごく悪いとのこと


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インジェクターの補正値がひどい。
あわせてコモンレールの目標圧力30Mpなんですが前後3~4Mpを行き来して安定しない。
エルフでいえばSCVやポンプの異常と疑うのですが
なにぶんはじめて見る車両なので正常異常の見分けが付かない・・・
燃料エレメントも交換してるので、これはあとで整備書みて判断します。
ぜんぶやると30万コースですな。


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明け方4時過ぎ雪降ってきたー
なんか積もりそうですね
朝の通勤こわいなぁ