診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

DPD 強制再生とおまけ

2013-08-10 19:23:48 | イスズ
H18年 FRR90 4HK1

題名のとおり、いつもの詰まりと修理?になるのかな?

Imag4738


Imag4739

4HK1に入ります。

Imag4744

ほおほお、差圧が低すぎると・・・

Imag4746

ではコード消去前にライブを確認
実圧、SCVに過度な乱れも無く安定


Imag4747

数値的におかしいですが、これだという原因では無さそう。


Imag4748

浄化能力としては今まで中々優秀だったと思われ。
しかし、再生不可、ほぼ目一杯蓄積されてまっせなデータが出てます。

Imag4750

2000回転で4~5kpaまでしか上がらず、このへんでおおよそ察しはついてるので


Imag4751


Imag4753

消して強制再生に入ります。


Imag4757

とりあえず一本いっとく?みたいな


Imag4756


Imag4758


Imag4760

水温、排気温度に注意しながら観察すると、差圧の変動が激しい
結果を書いちゃえば、差圧パイプの詰まりですな。

余談ですが、整備書には差圧パイプの項目はあっても確かデータでの確認は無いと思います。
今回はあきらかにダメだろ的な数値なのでわかりやすいですが、変動が小さい場合
つまり判定に悩みます。
データが見れる環境にあるなら、問題なくてもガンガンつなげましょう。
急に排気温度が上がれば、お?後噴射始めやがったな?とか、パイプどんだけ詰まってんだよとか
見ながら一人でブツブツニヤニヤできますよ、あ、これじゃ変態か。
とにかく何十台と見てれば、おのずとどんな動きをしてるか、手に取るようにわかりますし
お客さんにも納得いく説明が出来ると思います。

Imag4761

無事に終わり、トリップとダイリューションがリセットされました。


Imag4762

お?モード1?
これもはじめて見たなぁ、あとで客相に聞いてみよう。


Imag4764

20000回転でやっとプラスに振れるかどうか
あぁ・・・すんごい詰まってるんだろうなw


Imag4765

ダンプ超楽

Imag4766

テキパキと外します。
ほとんど問題ないんですが、楽なこともありリヤ側のパイプも外します。

Imag4767

フロント側は予想通り、強力なエアガン使っても通らず


Imag4768

焼きまくってエアガンでスポーン!と
これが好きで誰にもこの作業はやらせません。


Imag4769

ついでなんで差圧センサーも外しました。
上のホースがリヤ側のパイプ、下のホースがフロント側のパイプに付きます。
前後の排圧をこれで検知してます、ちなみに昔、どこかのDPF社外品大手が
フィルターくり抜いて、都を巻き込んで大問題になったことがあります。
そんな事純正品でやったら、すぐさま差圧の変動無しでフォルトコード入ります。
結構厳しいんですよ?こういうの。


Imag4770

元に戻して無事復活!


Imag4775

さて、おまけです。
本来ならBZ-TRは使用できないはずなんですが・・・


Imag4776

mikotaさんが3PINコードでG-SCANつなげる遊びをやってましたので
BZ-TRでも試してみました。


Imag4777

電源入ってワロタw


Imag4778


Imag4779


Imag4780

おいおいおい・・・まさか


Imag4781


Imag4782

期待しちゃっていいの?ねえいいの?

Imag4785


Imag4787

ワロタw
ちなみにF3-Gではパワートレイン系しか見れません。


Imag4789


Imag4790


Imag4791


Imag4792

ライブも正確


Imag4797


Imag4801


Imag4802

ただし、強制再生は

Imag4804

いきなり再生後の浄化判定になって使い紋になりません。
ちょっとドキドキしちゃったじゃねーか


Imag4793


Imag4794

スムーサはエラー
これらはたぶん、別系統なんだろうな

今回はおもしろかった


Imag4806

うちのミニキャブバン、エアコン効かないので急遽カーテン付けました。冷え冷えです。
つーか37度?熱すぎ!

明日からお盆休暇です、みなさん事故には充分気をつけてくださいね。