たまに昔の、いわゆるニュー・ミュージックを聴くとなぜだかウキウキする。
ひさびさに、こんなアルバム(もちろんCD)を引っ張り出して聴いた。
知る人ぞ知る、ティン・パン・アレーの「キャラメル・ママ」。そして紹介するのは2曲目「チョッパーズ・ブギ」。 作曲は林立夫氏。
”いらいらすんなぁー
くよくよすんなぁー
大通りつっ走れぇー
チョッパーズ・ブギ
まぁ、元気出して”
たった歌詞はこれだけだけど、そのあとのギターソロがものすごくカッコイイ。チョッパーというのは、曲頭に登場するチョッパーベース(演奏は後藤次利)のことだろうけど、歌詞のごとく、曲全体が疾走感溢れてて、聴いててスカッとする。気落ちした時に聴くと効果的かな。
ティン・パン・アレーは70年代に細野晴臣、林立夫、鈴木茂、松任谷正隆が在籍していた音楽演奏集団で、主にレコードのバッキング演奏を多数手がけられた・・・と、ここでピンと来た方はかなりの音楽好きかも。初期のユーミン(松任谷由実、当時は荒井由実)のレコードにバッキング演奏を担当していたと聞けば、音楽のイメージがしやすいかも。アルバム全体を通して、明るく、パワーあふれる演奏と、今は聞くことはできないだろう松任谷氏のVocalが魅力のひとつと思っている。ターザンになって暴れ回る(1曲目「キャラメル・ラグ」)なんて、今からじゃ想像もつかないだろうし、一人で多数のキーボード、シンセサイザーを操る(もちろん多重録音だけど)ラストの「アヤのバラード」も必聴。
ところで、この絡みで、You○ubeにて、それこそ知る人ぞ知る「ティンパンアレー中華街ライブ」の動画を見つけた。このライブにはもう松任谷氏は参加されていないけど、細野さんはじめ皆さん若いし、「北京ダック」っていう料理があるのもこの曲で知ったくらいだし。36年前の横浜・中華街の映像とライブ演奏の映像が、音も含め、不思議な郷愁をさそう・・・。
いつものことながら、だんだん本題から離れちゃった。これだとアルバム紹介も「泰安洋行」のほうがよかったかな?
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