キャラクターイメージが強すぎてふつうの俳優では誰もできないんじゃないかと思っていた。
原作でのあのドタバタ劇を実写で再現できるとは思っていなかった。
主演がSMAPのメンバーと知って、正直がっかりしていた。
きょう、第1話を見るまでは。
・・・説明不要、「こち亀」の実写版ドラマの第1話を観た。どこへ行っても、例えば電車の中吊りや、ニュース番組の合間とか、番組をPRする広告を目にしてしまうと、一度観ないわけにはいかないでしょっ。・・・もうこの時点でかなり感化されてる自分がいたりする。
ネタバレに注意しつつ、第1回放送の感想を言うならば、一番不安視していたキャラクターのギャップがそんなになかった、ということかな。普段は背が高い香取くん演じる両さんは、がに股で少し背を低くして演技しているそうなので、すらっとした両さん、という最悪なイメージは避けられたように思う。どちらかといえば、ホントに初期の、劇画をパロディ化したような両さんのイメージに近い気がする。「始末書の両さん」という渾名もあるそうだが、これって確かコミックス1巻第1話のタイトルじゃなかったっけ?
番組HPによると、毎回豪華なゲストが出てくるそうで。また、「こち亀」のあのキャラクターをあの人が・・・というのもいくつか分かってきている。白バイの本田速人や、4年に一度しか出てこないという日暮熟睡男も。個人的には、ニューハーフ(原作ではのちに女性化)のマリアを誰が演じるのかが気になるが・・・?あと、両さんのオヤジがラサール石井さんってのも、アニメや舞台を観ていた人にとっては嬉しい話では。親子ゲンカを実家で繰り広げ、最後に金ダライが頭に落っこちてくるあたりは、過去の同じ曜日、同じ時間帯に放送していた「~全員集合」のオマージュのようだし、また冒頭は派出所で謎の男をビートたけしさんが演じていたのも、やはり同じ時間帯に他局でやっていた「~ひょうきん族」を連想させたり・・原作に負けない「ハチャメチャ」ぶりに、終始圧倒されっぱなしだった。
あぁ、原作をまた読み返してみたくなったなぁ・・・。
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