むかし、恐いものの代表として「地震・雷・火事・おやじ」と言う言葉があったが、今は「地震・台風・強盗」(だったかな?)なのだそうだ。ランキング形式で紹介されていて、その中には、「個人情報流出」というのもあり、ネット社会の現代らしい「恐ろしい」モノだ。
少し前に書いたBlogの続きみたいになるが、今の時代ほど「個人情報」に関してピリピリしている時代はないだろうと思う。家でも会社でもPCを使う現代、一歩使い道を間違えると、たちまち情報流出し、会社では顧客情報や社員の情報が、病院では入院患者の病歴や住所などが、あっというまに漏れてしまう時代。最近ニュースで流れる、企業の不祥事のひとつにもあげられているだけに、対岸の火事ではいられない。
今ちょうどいいタイミングというか、法律の施行にともない、この個人情報保護に関する通信教育を受けている。その中で、個人情報流出のもっとも危険なのはメール送信時だとのこと。宛先のTo、Cc、Bccの使い方が非常に重要で、これを一歩間違うだけで取り返しのつかないことにもなりかねない、とその教育の中では警告していた。また、情報の入ったファイルにパスワードを入力し保護する方法があるが、これも数字の羅列や好きな言葉にしていてはすぐに読みとられる可能性があるという。ではどうするか。できるだけ長いパスワードにするのは当然のこと、言葉の頭文字をパスワードにするのも有効らしい。
たとえば、「鳴くよウグイス平安京」ならば、→「NAKUYOUGUISU・・・・」→「NKYUGIS」と、こんな感じに。むっ、あんまり良い例ではなかったかな?ともかく、相手(侵入者)に容易に推測されないパスワードにすることが大切だという。
ここでこの方法を紹介しても、ひょっとしたら少し経つとそれも役に立たなくなるかもしれない。そうならないような時代が早く来てほしい、とちょっとだけ現実逃避・・・。
(一部加筆修正しました)