僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

やまと(西横浜)

2024年01月27日 | 揚げものをいただく

サービス出勤の土曜会議が
久々に早く終わったもので
狸小路の味珍をのぞいてみると
16時の開店と同時に満席!

それならばと相鉄沿いにスタスタ30分歩いて

鶏居酒屋のやまとさんで草鞋を脱ぐ。
調べによると17時半スタートだったが
暖簾の出る前から
ひょいひょいと入店する姿が。

これ幸いと様子をうかがうと
すでに3組も座ってらっしゃる。
カウンター中央のテレビでは大相撲を絶賛中継中。
とりあえずラガー中瓶を頂きながら様子をうかがう。
どうやらカウンターと奥座敷(見えない)を
気のいいおっちゃんとおばちゃんで回しているようだ。
焼き鳥が数種類の他
揚げ物が豊富。
むむむ。
まずはお漬物とラガーで小手試し。

お漬物は白菜の浅漬けに
味の素と堂々と振りかけた絶対に不味くないやつ!
白菜をポリポリしながらカウンターの中を伺い
串皮の揚げ物で勝負。

焼き鳥は1本からなのに
皮の揚げ物は5本から。
これは看板料理とみた!
冷蔵庫から大事に取り出した鳥皮に
じっくり粉をまぶしたり塩を振ったりと
実に丁寧な仕事ぶり。
揚げたての皮は実にねっとりした旨味十分な一品。
あっという間に平らげる。
金の字@清水のもつカレーを思い出すぜ。
中瓶が空になったところで
お次は・・・とお品書きをひっくり返してハタと気づく。
カウンターの中で作る飲み物がひとつもない!
水割りもサワーもなんとかハイも全部ない!
なるほど。
料理を作ることに全振りしてるのね。
ということで沢の鶴を常温で1本頂く。

あてはお漬物の残りと
モモ揚げを頂く。

これまた目の前で仕事を見せて
パリッと揚げてくる。

これもねっとりとうまい。
味付けもさることながら
なんというかこう
鶏肉の熟成具合がうまいのだ。

遅れてきたクリスマスのような1本だった。
常連さんさながらに長居もよいが
串と揚げ物でささっと去るのもよい店。

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