本当は受け入れきれない村上春樹。
その村上春樹の描写にちょいちょいでてくる
ハードボイルドの元祖レイモンドチャンドラー。
この二人が手を組んだというだけで
本を手に取る
避け難い理由になってしまう。
ハードボイルドとは
固ゆで卵って意味で
転じて
何にも動じない
クールなタフガイ
ってことなのさ。
ちなみに英語で目玉焼きは
サニーサイドアップだぜ。
意味の分かるようなわからないような
気のきいたようなきかないような
ハードボイルドな比喩的表現は
そこら中にちりばめられ
ここに足を取られてしまうと
本編が進むにつれて
こんがらがって意味不明。
そしてこの気の利いた
ハードボイルドな一言は
どのページを開こうが数行はちりばめらている。
オーマイガットトゥギャザー!
これが原作によるものなのか
村上ワールドのなせる業なのか
そのあたりは知らない。
なぜなら原文を読んでいないから。
もうなんていうんだろう。
物語の進捗とか
謎解きとは
そういうのほったらかして
『かっこいいとはこういうことさ』
という内容の本なのだなぁ。
ハードボイルドとは。
で
お抱え運転手テイラーくんを殺したのは
誰なのかしら笑?