久しぶりに、フレンチのコース料理を頂きました。
夏の暑い頃は、外にも出て行きたくないし、やっと
涼しくなったこの頃です。
食欲の秋とも言いますから、美味しいものを食べたいと。
最近は面倒になって、お料理も手抜きが多くなりつつある私ですが
少しでも、発奮出来たらいいな?と思いまして……。
なんて、言い訳をしていますが、お腹いっぱい食べてきました。
場所は、神楽坂を少し上った所をすぐ左に曲がり、理科大学の
裏側にある、アグネスホテルの中にあるレストラン
La Colline (ラ・コリンヌ)です。
隠れ家的な場所ですが、オープンスペースの作りになっています。
席は20ちょっとしかなく、こじんまりしています。
まずは飲み物を注文しないと。
泡物が大好きですから、どれが良いかしら?
メニューには、泡物のセットがあります。
そうそう、ネットで予約もできるので、この日はネットで予約を
しておきました。ネットで予約すると、グラスワインがついてくるとのことです。
で、お薦めのシャンパンでローラン・ペリエ・ブリュットと
ローラン・ペリエ・キュベ・ロゼ・ブリュットをお願いしました。
最初は白のシャンパンで乾杯して、アミューズはさんまの香草焼きです。
アミューズとは前菜の前に出される小さな料理の事で、突き出しみたいなものです。
黒オリーブのソースが美味しいです。
さんまも中がレアで、少なくてもっと欲しい位です。
前菜が来ました。前菜は二種類から選べましたが、私はオマールエビに
しました。もうひとつはフォアグラとイチジクのプレッセ、中に入っていた
岩塩が美味しかったそうです。
私の方は、オマールエビに添えてあった、三重県産の大黒シメジが大きくて、
とっても美味しかったですね。大黒シメジは、初めてでしたがコロンとした形が
可愛らしいです。
二杯目のローラン・ペリエ・キュベ・ロゼ・ブリュットは、大好きな味です。
キレもあり、ピンク色のシャンパンにはウットリして、幸せな気分です。
そうそう、シャンパーニュのローラン・ペリエは
イギリスのウィリアム王子の結婚式にも出されたとか。
http://www.winekingdom.co.jp/news/topics/201105131722444.php
魚料理は天然のヒラメでした、上に雲丹が乗っておりソースには茎わかめが
散らしてありました。
柚子の香りが、とてもいい感じでした。
次のワインには肉料理なので、赤ワインにしようと言うことになり、
2本持ってきて下さいました。
1本はカベルネソーヴィニョンで、もう1本はボルドー産のタンニンが程良く
果実酒の香りという事で、皆これで決まり。
もうとてもいい気分になっておりましたので、名前を聞いても???
聞いたそばから、忘れている状態でした。
料理はというと、牛の頬肉と上にはチーズ風味の??これも忘れていますね。
赤ワインでじっくり煮たと言うソース?
これと赤ワインがぴったりでした。
此処は女性を念頭に入れているような気がしました。
というのはデザートが色々出てきます。
アヴァン・デセールとグラン・デセールの二皿が出てきます。
アヴァン・デセールとはフランス料理のフルコースでデザートが
2皿構成の時などに1皿目にでてくる軽い
デザートのこと。
アヴァン・デセールにはソルべやジュレ、
アイスクリームなど軽く、小さな冷菓など
の場合が多いそうです。
で、出てきたものがこちら。
グラン・デセールは色々あって、選べます。
私は柿の紅茶煮の上にムースのようなものがかかっているのをチョイスしました。
しかし、紅茶との相性は?渋みが舌に残って、半分残してしまいました。
別なのはモンブランとシャーベット、焼き菓子の盛り合わせです。
味を見せてもらって、モンブランのこくがあり、シャーベットの爽やかさが
ぴったりですね。
もうお腹が大変な状態になっています。
パンも2つ頂いていましたから。温かいハードタイプのパンで美味しかったです。
コーヒーをお願いしたら、再び小さなマシュマロとチョコレート、マドレーヌが
きました。もう食べられません。チョコレートは無理ですが、他のお菓子は
お土産にして下さるとのことです。
久しぶりに、食べ過ぎてしまいましたが、女性にとっては満足できますね。
年配のご夫婦や女性同士のお客様、宿泊客の?カップルの方々がいらして
ホテルの方が、写真も撮ってくださったりしていました。
新婚さんかしら?なんて、ほほえましく思ったりして。
ワインもソムリエの方が説明して下さったのですが、どうもあまり知識もなく
もっと勉強しないと解りませんね。
かなり昔ですが、たしかこちらでジビエ料理でエゾシカを頂いたような。
お聞きしましたら、11月から2月ごろまではエゾシカを頂けるそうです。
でも、ゆっくりとのんびり食事が出来て、大満足でした。
またいつか、行けたら良いですが。