昨年から我が家のベランダにいるアゲハ蝶の蛹がまだかな?と
思っていた矢先、かなりの暖かさに殻を破って出てきたみたい。
残念ながら、蛹から蝶に変身する瞬間は
見ることが出来ませんでした。
いつも蝶々に変わるところはなかなか無理っぽいですね。
昨年の秋からサナギになったのは2匹確認しておりました。
1匹目は洗濯バサミに落ち着き、その後雨に打たれない場所に
移動しておきました。
それが一番早く羽化したのです。そのさなぎから出て行きました。
午後に羽化したようで、なかなか飛び立とうとはしません。
私もそのままにしておきました。
翌日になっても、同じ場所にいるので少し心配になりました。
翌日の午前中に、棒をそばに置いて上っていくように
促してあげました。
でも体力がないのか、なかなか飛び立ちません。
ここでは、もう太陽の光が当たらなくなってきています。
太陽の光が当たって暖かい場所に移動してあげました。
するとヒラヒラと舞い上がって飛び立って行きました。
感動する瞬間です。丁度、4月の桜が散っている頃です。
暫くすると桜の花にとまって蜜を吸っているようです。
その後、タンポポやらにとまったりして、
お腹がすいていたんでしょう。近くの花々の蜜を吸いながら
暫く飛んでおりましたが、そのうち姿が見えなくなりました。
2匹目も中旬以降に羽化していました。
暖かい日の午前中でした。野菜たちにお水をあげようとしたら
もう蝶々になっているのを発見。
次々にアゲハ蝶へと華麗に変身する姿を目の当りにすると
感動してしまいます。
今年は蛹になったのが生きて蝶々になったのだと。
此方のアゲハ蝶にも棒を立ててあげて、飛び立ちやすい様に
手を出してしまいました。
過保護ですね~、自力で頑張らさないといけないんでしょうね。
これで2匹いたサナギも蝶に変身したし、私の役目は
終わったと一安心しておりました。
ところが、またまたイチゴの所にアゲハ蝶がいたんです。
まさか、他にも気がつかなかった蛹がいたのでしょうか?
それとも飛び立ったアゲハ蝶が舞い戻った?
でも動きが鈍いです。羽化したての様なんです。
そこで蜜を吸うかな?と思って、ブロッコリーもどきの花に
とまらせました。
くるくると円を書いた様なストローみたいな口で花の中に
ある蜜を吸っているではないですか。
何だか赤ちゃんにミルクをあげているような感覚です。
次から次へと花の蜜を吸い続けていました。
色々考え巡らせると、ゴールデンオレンジの木が来てから
10年近く経っています。木がかなり大きくなってから
アゲハ蝶が卵を生みはじめたのが4年位前だったかな?
それから毎年の様に、飛び立って行きました。
夏の頃には蛹から直ぐに飛び立つアゲハ蝶もいました。
と言う事は、もしかしてその子がまた同じ場所に卵を
生みつけに帰ってくるのでは? と思い始めました。
ツバメや鮭の様に帰巣本能があるのかも?
そうであったならば大変です。
ゴールデンオレンジの木が丸裸になりそうです。
困ったな~~。