「トー角」が思わぬ注目を浴びていまして、22~24日まで over 400 の閲覧を頂き、最終章のつもりだった ~お詫びと訂正と更なる考察~ にも nori さんや teru さん 、ラッコネンさんからコメントを頂きました。
皆様、本当にありがとうございます。
さて、今回のモデルをそのまま組み立てると「トーアウト」になることは事実なのですが、これがこのモデルの設計者の意図なのかどうかはやはり「謎」ですxxx。
そんな中、ラッコネンさんから頂いた「前に川井ちゃんがトーインのセッティング゛云々」について、実は「この事は様々な見解がネット上にある」の中の一つだったことから、改めてフォローしたいと思います。
この「川井ちゃん」については「川井 一仁(かわい かずひと)」でググッて頂くとして、Yahoo!知恵袋に「F1についての質問。タイヤのトー角ってなんですか?」と言う質問が寄せられ、そのベストアンサーに選ばれた回答に以下の文章があります。
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〈トー・アウト〉
左右のフロントタイヤを上から見たとき、進行方向に向かってわずかに逆ハの字気味にセッティングされている状態。アンダー・ステアを消す働きがある。
よっぽど特殊な状況でもない限り、レーシングカーにこのセッティングはされない。
〈トー・イン〉
左右のフロントタイヤを上から見たとき、進行方向に向かってわずかにハの字になるようセッティングされている状態。直進性や安定性が向上する。
基本中の基本のセッティング。
チームはまず、この調整にもっとも気をつかう。
しかし度が過ぎるとアンダー・ステアを招く。
(川井チャンのF単より)
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ここではっきり「トーイン」と言い切っています。
で、出典としている(川井チャンのF単より)ですが、
これは山海堂発行の“川井チャンの「F単」”のことで、
F1で使われる単語(用語)の辞書みたいな本のようです。
私自身この本を確認していないのですが初版の発行年は1999年、
この前年(1998年)のF1はワールドチャンピオンがミカ・ハッキネン、コンストラクターズチャンピオンがマクラーレン・メルセデスで、今回のMP4/4は1988年のマシンなので丁度10年前となります。
ちなみに10年後となる2009年はワールドチャンピオンがジェンソン・バトン、コンストラクターズチャンピオンがブラウン・メルセデスなので、なんとシューマッハ&フェラーリの黄金期がすっぽり収まってしまい、それが何を意味するかと言うと、マシンの性能が飛躍的に進歩した10年間だったのです。
これらのことを考え合わせると、「MP4/4のセッティングはトーイン」…だったのかな?
なんかスミマセン
昼寝前の眠たい時に書き込んだら支離滅裂な上に間違えて書いてるしでお恥ずかしい限りです
修正できないので削除願いたいとこですが…
基本的に受け流してください(^-^;
ただ、通常の足回りには大概使われているアッカーマンを用いないジオメトリーなので、一般的なセオリーと少し違うセットを施したりする可能性はあるのかなぁと
宿題にして、ちょっと勉強してきます
たしか1991だったかな(早速曖昧)
予選でどうしてもセナに届かないベルガーがセナのスペアカーを借りて数周でピット ”とても乗りにくくてアタックどころじゃないよ” だって。
シートやペダルはベルガー用にセットされているので他のセッティングは想像するしか出来ませんが独特だったようです。
> ラッコネン さん
コメントありがとうございます!
受け流すなんて滅相もないです。モデルを作るにあたって実車の構造、特にレーシングマシンではそのセッティングを調べるのはとても面白いです!
今回は「迷宮入り」にしてしまいましたが、私としては納得してのことなので満足しています(^_^ )
是非またコメント頂ける事をお待ちしています!
> nori さん
コメントありがとうございます!
nori さんも受け流すなんてとんでもない!
とっても面白い、そして興味深いお話です。
現代のレースマシンはデジタル的な数値でその性能を最大限に引き出していると思いますが、当時は人の五感というアナログが性能を大きく左右していたんだなぁと、改めて懐かしく思い出しました。
(あの頃はドライバーの個性やテクニックもレース結果を左右していましたよね、雨の中嶋さんとか。。。)
こういった「逸話」は大好物なので、是非また教えてください!
> GSB48 さん
はじめまして!
コメントありがとうございます!
本題のアライメント(?)とは異なりますが、FF車でのコーナリングテクニックは「タックイン」とか。
そういえばFFの車って(私にとっては)最近のことだったのでちょっと Wikipedia で調べてみたら、市販車で初めて導入されたのってあの「BMC・ミニ、1959年」なのですね。
そして国産車は「スバル・1000、1966年」とのこと。
歴史があるのですね。。。
今後ともよろしくお願い致します!!
> This is shit さん
コメントを頂きありがとうございます。
ですが、内容を拝見して熟慮の結果、申し訳ありませんが非公開にさせて頂きました。
私は楽しみながらこのモデルを製作しているので、恐縮ですがハンドルネームもとても悲しく映りましたxxx。
もちろん「メーカーの肩を持つ」つもりもないので、頂いた内容は改めて記事にて取り上げたいとは思いますが、少々お時間を頂きたいと思います。
尚、OCNのブログ機能により新たにコメントを頂いた場合に「エラー表示」されることがありますが「送信」はされていますのでそのままで大丈夫です。
(なんと、そういう私(管理者)のコメントも送信時にエラーになります。
(ここはOCNに何とかしてほしいと思ったりしますが…)
> lxzero さん
コメントありがとうございます。
ですが、This is shit さんのコメントに関連していましたので非公開にさせて頂きました。
また、私の基本が「笑顔でものづくり」であることも合わせてご理解頂いた上で、今後ともよろしくお願い致します。
失礼します!
とりあえずフォーミュラーでトーアウトが有り得ないというのも正しくはない様です
(FポンなんかでもFトーアウト、Rトーインのセットがある)
ただ、ドライビングスタイルの違いによる影響は相当にあると見て良いでしょう
高グリップのタイヤや路面から日本ではコーナーでのスピードを高く保つスタイルが主流
でもヨーロッパ等では簡単に書けば立ち上がり加速を重視したドライビングです
なのでコーナーを短くとり(直線で減速を終え、V字に曲がり)、加速に早く移る
だから直進安定性が重要でトーインなのかなぁと…
まだまだ学んできます
つい感情に任せて不適切なことを書いてしまいました。
尚、私はステアリングロッドの長さと、ブラケットを改造して、トーを調整しようと思っています。
完成してから笑顔が消える方が嫌だな
This is xxitさんが書いてた内容は個人的には有益だった
サスアームの取り付け位置の違いは気付いてなくて、Model Factory HiroのMP4/4本と比べたら彼?の指摘は正しかった
コメントありがとうございます。
ドライビングスタイルのお国柄も非常におもしろいです!
そう言えばF1はヨーロッパ発祥に対して、アメリカはインディですよね。
インディといえばオーバルコース。これまた独特のセッティングがありそうです!
ちなみにですが、ミニカーで1/43スケールはヨーロッパ(と日本)が主流で、アメリカは1/18スケールです。
あ、これは単に家の広さかも?
> lxzero
コメントありがとうございます。
「ステアリングロッドの長さとブラケットの改造」にすごく興味があります!
是非HPにアップしてくださいね!
> Monsters INN さん
コメントありがとうございます。
非公開にさせて頂いたコメントについて、私なりの検証を記事としてアップ致しましたので、ご高覧頂ければ幸いです。
今後ともよろしくお願い致します。