今回の「トー角」について しげぞう さん からコメントを頂いたこともあり、
更にいろいろ調べてみたところ、実車において「トーイン=正解」ではない事が判りました。
まずはこの事についてお詫び致します。
そして訂正です(実車については後述します)が、
モデルとして考えると teru さんから頂いたコメントのように
「模型的見栄えではトー角0でいいのかな?」だと思います。
ただレース車両、特にF1マシンはタイヤがむき出しなので、
フロントタイヤはトーインが、
リアタイヤにはネガティブキャンバー(後述します)が付いていると、
それっぽく見えるような気がします。
(あくまで主観です)
さて、いよいよ「更なる考察」ですが、
ここからは「実車の構造」になるので、
興味のない方は ****** の間を読み飛ばしてください。
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実車の場合、タイヤ(ホイール)を取り付けるための基準がいくつかあり、
総称して「ホイール・アライメント」と呼ぶそうです。
まずは今回の「トー角」。
車体を上から見た時、進行方向に「ハの字」に取り付けるのが「トーイン」、
「逆ハの字」が「トーアウト」、平行だと「トー角 0 」です。
次が「キャンバー角」で車体を正面から見た時、
垂直線よりタイヤを「逆ハの字」に取り付ける時の角度が「キャンバー角」で、
「ハの字」に取り付けるとマイナスの角度になるので「ネガティブキャンバー」と呼びます。
そして「キャスター角」は、
ホイルを取り付けている(アクスル)シャフトを保持する部分の角度を指していて、
オートバイの前輪を保持している部分(フロントフォーク)が斜めになっているのと同じです。
最後が「キングピン傾斜角」で、
オートバイの前輪が左右にあるとした時、
そのフロントフォークが内側に傾斜しているのと同じ意味の角度です。
これらのホイール・アライメントは相関関係の中で走行性能に大きく影響を及ぼします。
そのため「正解」という数値は無く、
レース車両などは「セッティング」として調整の範囲にあるものもあります。
まさにMP4/4の「トー角」は「トラックロッド」の(両端の銀色の部分)で
長さをを調整することで現場対応出来ます。
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最後に「実際のセッティングはどうだったのか?」
この事は様々な見解がネット上にあるので断言が出来ませんが、
私はR/Cカーの基本セッティングや乗用車の基本設計から「トーイン」を主張してしまいました。
その事が今回の「お詫びと訂正」の主旨です。
今後は思い込みによる掲載には十分注意していきますので、
よろしくお願い致します。
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私はトー角0を狙ってセッティングしようかと思います。いつになるかわかりませんが…
タイヤを履くと更にアウトへ向くようです。
私もフォーミュラーの実績ほとんど無いので判りませんが、前に川井ちゃんがトーインのセッティング云々と言っていた記憶があるんですよね←何時だったかなぁ…
年代にも依るのかも知れませんが
トーやキャンバーだけでは語れませんが、一般的にキャンバーをネガに振ったらトーインにしないとタイヤの偏摩耗を招きます
しかもトーをアウトに振るとステアが重くなるので、当時のパワステ無いマシンでそっちに振るのかも…
元がダルなマシンならアンダ-傾向の時に若干アウトに振って解消させる事も有るでしょうが
タイヤのグリップ力でも傾向は変わるでしょうし、ドライバーの好み等も含めれば余計に謎は深まります
果たしてどうなんでしょうね??
Pサンにご教授願いたいトコです
で、ディスプレイモデルでの話ですが、多分トーインよりアウトめの方が見栄え的に良い様に思うので、敢えてそうなっている可能性も?
クルマなんかのスケールモデルは忠実なスケールダウンしてるワケではなく、見た目重視のサイズに変えてたりするし
結論、好みは人それぞれで良いかと
好きな様に組み立てればOKという事で(笑)