こちらは例の「ステカ」を使用して「白のペイントからやり直す」です。
なので、お約束の元データ作り。
本物は文字やマークなどタイヤに凸の線があって、そこにステンシル(型紙)を使って「白」がスプレーされているのですが、これを「忠実」に再現することは難しいので、基にするのは印刷物になっている「ロゴマーク」で、それにステンシルっぽいつなぎを入れて、実車のタイヤを参考に大きさを決めて配置します。
この時気づいたのですが、実際のタイヤには「EAGLE」の文字の後に「F1」という文字があって、その文字を含めた長さで中心を出していますが、モデルでは「EAGLE」の文字だけで中心を出しています。
んで悩んだ結果、実車同様に中心をずらしました。(モデルオリジナルとの差別化もあります。。。)
で、このデータを専用ソフトに読み込んで「ステカ」でカットします。
今回は「刃の落とす位置」がシビアではないので楽です。。。
切り出したマスキングシートにアプリケーターを貼って、ステカのお仕事は終わりです。
続いて、タイヤの白文字を「うすめ液」で取り去って、今度は下地なので有機溶剤系のクリアを吹きます。
クレオス Mr.スーパークリアー 半光沢
またまた三者の艶の感じです。
奥が「そのまんま」、右が「プランA」です。テカリは十分押さえられていますが、タイヤワックスを施した感じは「プランA」の方があります。ただ「プランA」は最後に吹くことが出来るので、このまま進めます。
クリアを十分乾燥させたらマスキングシートを貼って、余分な部分をマスキングします。
続いて白をエアピースで吹き付けます。
塗料は Mr.COLOR No.62 つや消しホワイト です。
この時、あまり綺麗(均一)に吹き付けず、文字ごとにあまり動かさず吹いてみました。その方が実車みたいな「スプレー塗装」の感じが出るかな?と。で、完成がこれです。。。
ホイールにはめてみます。。。
うーん、文字の傾きや間隔をもう少し調整しないとダメですね。
それとやっぱり「トップコート」の方がタイヤワックスを塗った感が出るようです。
靴のマークはプランAの方がいい感じかなと。
結論:
プランAとBの良いとこ取りで行こう!です。。。
あ、このために2号を追加購入したことは内緒ですxxx。(って、誰に?)
タイヤに半ツヤコートの質感はいい感じに見えます。
あとはロゴマークの表現が課題のようですが、ステカで薄いプラ板ってカット出来るのでしょうか。
プランBではマスキングしていますが、これがステンシルと同様のことが出来ればリアルかなと感じました。
0.3mm厚程度のプラ板がステカで抜ければいいのですが…
コメントありがとうございます。
いろいろと考えを巡らせる事が楽しく、また機材なども「宝の持ち腐れ」にならず感謝してます!
さて、ステカでのプラ板の切り出しは…お奨めできません。
ステカの仕様書によると
使用可能なシートの種類:
塩化ビニールシート(基材部厚み0.1mm以下、台紙を含めた厚み0.3mm以下)
ラベル紙(台紙を含めた厚み0.3mm以下)
となっています。
なので、たとえ薄くても「硬質」な物の切り出しには向いていないのかなぁと思う次第です。
そこで何とかできないか考えると、
もう一枚マスキングシートを切り出すのですが、元のデータより一回り大きく切り出して、まずそれを貼ってからその上に元データのマスキングを貼る。そうすれば多少なりとも隙間が出来るので、そこに塗料が吹き漏れる…かなぁ???
失礼しました!
ということは、0.3mm程度にプラ板に一文字ずつくらいの窓を開口し、その上にステカで切り出したマスキングを貼ればステンシルに近いものができそうですね。
どうでしょうか?これで文字周囲のボヤけた感じが再現できるでしょうか?
この方法がうまくいき、私がMP4/4の購読を決意した際にはマスキング分けてくださいね。
先ほど、堕天使さんにもそそのかされましたしね(笑)