コーヂ 日々のあとさ記

管理人の趣味であるアコギとバイク、登山に限らず、日々のあんなことこんなことを気が向いたように書き散らすぐだぐだなブログ

DNA(3)

2005年06月24日 | 家族
1号が得意なのは「絵」。

小さい頃から今でも、描き始めたら止まらない子供である。これは父母どちらに似たのかよくわからない。ってオレ、ホントに父親なんだろうなぁ。ドキドキ。

字も書けない頃の1号は・・・。

落書きばかりのお絵かきノートはあっという間に埋まり、最初の4~5冊頃は「記念にとっとこ♪」なんて親心を出していた僕ら夫婦であった。しかし10冊、20冊、30冊と溜まっていくにつれ

「来週の廃品回収に出すから縛っといてね、お父さん」

とヨメから言われ

「南極昭和基地より冷たいヤツだ」

と思っていた僕自身でさえ、その余りあるらくがきの量に、美しき親心はどこか遠いトコロへ行ってしまい、グイグイと縛り上げた。また、ノートの消費のスピードが速すぎてもったいないので、新聞広告のウラも全て活用させてもらった。

近頃描く絵は保育園の頃とタッチが変わり(あたりまえだが)、マンガチックになりつつも立体的で、小さく+細かく+しかし紙面いっぱいに描くものが多い。まるで一時期流行った「ウォーリーを探せ」的風味である。

1号は小学校にあがる前にヨメの絵レベルを抜いた。

ヨメは小学・中学の時、ナニかの絵画展で賞をもらっていたので、内心、絵には自信があったようだ。

しかし保育園児の1号と僕との3人でチラシの裏に魚の絵を書いた時、ヨメが描いた魚はなんと表現していいか分からず

「これ、地球海洋生命体か?」

と僕が言い、当然1号も判別不可だった。

それでは、と義母に見せたのだが、やっぱり誰の目から見ても3種の魚の中で一番酷かった。

つーかもうそれは魚のソレではなく、無限に広がる大宇宙的範疇で思考すべきものだった。

ヨメは大いに凹んで、それ以降今に至るまで「絵で勝負」を避けている。まあ、そういう僕も小学1年になった1号には抜かれてしまったのだが。

というワケで昨夜もナニやらちまちま書いていた1号である。
コメント
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