コーヂ 日々のあとさ記

管理人の趣味であるアコギとバイク、登山に限らず、日々のあんなことこんなことを気が向いたように書き散らすぐだぐだなブログ

娘2号(2)

2005年06月08日 | 家族
日も娘2号について書いてしまうがお付き合いいただきたい。

この2号は面食いである。いわゆるイケメン系に弱い。ちょっとイケメンなお兄さんを街で見かけると、視線ロックオーン状態で

「じいーッ」

と注視している。KAT-TUNの亀梨&赤西などは2号にとってサルにバナナ、ネコにマタタビ、コーヂにひざ…、って、いや、そんなことはどうでもいいのだが、とにかく直球ど真ん中なのである。まだ保育園児なのに・・・。行く末が不安だ。

上の娘1号はそーゆー系どころか同年代の異性にもあまり興味がないので、そういう意味で油断していると2号の意外な行動に父親としての僕は時としてとまどったりする。




家族揃ってある日の夕食時。厳格かつハイソな家庭はイザ知らず、一般的な家庭ならドコでもそうであろう、TV番組を見ながら夕食をとっていた。時刻は19:00。

いつもの我が家ならばお子様番組ゴールデンタイムなのだが、その日はたまたま子供達が自分達の「今日の出来事」な話に夢中であったため、TVチャンネル占有権が放棄されていて、義父&義母が大好きな某国営放送が写し出されていた。ちなみにこの時間帯は僕にチャンネル占有権が存在しない。

話は少し逸れるが、我が家の家族構成は僕の家族(僕・ヨメ・1号・2号)4人とヨメの両親。ヨメの実家で生活している。

ここでの僕の立場は世間で言うところのマスオさんに近い。彼と少々異なるのは、マスオさんには義弟のカツオ君がいるので磯野家の先々の責任までは負ってないという点である。

しかし僕のヨメは3人姉妹で、上の姉さんと下の妹さんは外へ嫁いでおり、いつかは同居している僕にナニカシラのナニカがくるのは避けられない。とりあえず某国政策を模範にして「ヤヤコシイ問題」は先送りしている状態である。





話を戻そう。そのTVで流れているニュースはJR西日本の事故の経過や始まったばかりの夏服エコ服クールビズなど。それぞれの話題に当家の論説委員(義父&義母)がいちいち大活躍である。

そのうちに「少女監禁事件」の小林泰剛(やすよし)容疑者(24)が映った。例の『首輪で室内につないでマンションで監禁』の被疑者であった。

警察車両の後部座席に座って連行されている容疑者が左手の指を眉間に当てる。そのポーズがスローで流れる映像を見て、娘2号が小さな声でぼそりとつぶやいた。




「かっこいいじゃん・・・(´∇`)」



って、ちょっと待ておい・・・。 おまいはナニをほざいとんのじゃー!

ルックスだけで5歳児もイチコロなのか。恐るべし、コノ容疑者。2号の反応を見るに、何人もの女性が騙されるのもありえない話ではないらしい。

僕は大いに慌てつつ2号に言った。

コーヂ 「コイツは悪いヤツなの! だからおまわりさんに捕まって牢屋行きなの!(牢屋ってのも古い表現だな・・・)わかったッ?」

2号 「でもさぁ、かっこいいよ(´∇`*)」

はにかみながら反論する2号。ナニ照れてんだコイツーッ。

コーヂ 「もーいい。夜、いっしょに寝てあげない」

2号「(慌てつつ)あ、あ、わかったわかったー」

てな感じで話は終わったのだが、僕がこんなにムキになって言いくるめたのは、悲しいかな、この容疑者にルックスで負けているのを自覚しているからであろう。ううう。

被害者の方には気の毒ではあるが考えてみるとこの容疑者、若い女性どころか僕のような中年男性まで敵に回すとはあなどれんヤツである。取調べの刑事さんも、きっと同じ想いだろう。
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娘2号(1)

2005年06月08日 | 家族
唐突ではあるが、今日は娘2号について書いてみたいと思う。日記っぽくないけど。

もうすぐ6歳になる娘2号は、性格が女性的である。いや、女性的というというか女の子女の子しているというか、いわゆる身だしなみについて要求がかなり厳しい。一体、誰に似たんだか。

それに引き換え、上の娘1号(8歳)は身だしなみどころか、髪の毛が寝癖で ばびゅーん! と飛んでいてもそのまま学校に行こうとするので

「髪くらい梳いていけーッ。まったくホントにモー」

と言わなければならないほど気にしないのである。姉妹なのにこの差はナニ?というくらいだ。





2号の朝の儀式はその日着る服選びから始まる。

あーでもないこーでもないこのふくいろがやだもんかわいくないどーたらこーたらとヘタをすれば既にここまでで30分。コーヂ夫婦は共働きで、お互いが同時刻に家を出るので朝の時間はタイヘン貴重なのである。

「小さい子供のいる家庭の朝は戦争よね」と周りからよく聞かされていたが、コレは本当である。

こう書くと独身の皆さんは「もっと早く起きて段取りよくやりゃいいじゃんバカ」と思われるだろうが、言われるまでもなく既にその対策を幾度となくトライした結果が、この状態なのである。

今までの対策として

1.子供の起床から出発までの朝行動時間は1時間半 → これ以上多いと逆に「よゆーじゃーん」と考えてしまって動作スピードが下がり、結局は同じに。

2.子供の起床から出発までの朝行動時間は2時間半 → これ以上多いと前夜早く寝かせても「眠いよー」を連発し動作スピードが下がり、結局は同じに。

3.着る服は前日用意 → 朝になって

娘2号 「コレいやだもん!」

コーヂ 「オメーが昨日、自分で選んだんだろがッ!(怒)」

娘2号 「えーん!」

ヨメ 「朝からナニ泣かしてんのよッ!?(超怒)」

の繰り返し。ううっ、なんでオレがこんな目に。

なだめすかして服を着ればまだいいほうで、ストライキを起こして下着のまま座り込んで20分経過した時は怒るのを通り越して泣きたくなって来た。

もちろん上記の折衷案も試してみたのだが、抜本的解決に至らず、結果

「追い立てる」「慌てさせる」「なだめすかす」「モノで釣る」「ちょーらかす(名古屋弁)(^^;」

が最良最高の対応であると結論付けられたのであった。





さらに2号は一筋縄ではいかない。

服が終われば髪を縛るゴム選びに没頭し、やれごはんだといれだはみがきだスモック(保育園の制服)どこいった、と朝からお祭り騒ぎの我が家なのである。

ちなみに2号は髪を縛らない日はない。以前、

「もう時間ないからダメだ。あきらめろ」

と言ったら恐怖のストライキが始まった。この2号をどう教育したらいいか教えていただきたい。

他人が聞けば面白いかもしれないが、僕ら夫婦は毎朝が修行のようで、早く大人…いやせめて自分で用意できるようになってくれい、と切に願っている。
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