編集長時代に編集後記で、毎年この時期に楽しみにしている取材が
エアライン新入社員の入社式であると書いたことがあります。
とくにANAとJALの2社は、30を超えるグループ内各社の
2,000人前後の新入社員が一堂に会する大規模なもので
その時期のフラッグシップ機や話題の特別塗装機を会場に置いたり
注目のゲストを招くなどの演出もあって、観ているだけでも楽しいのですが
一番の理由は、やはり希望に満ちた新人たちに出会えることでしょう。
彼らの多くが、おそらく根っからの「飛行機好き」なのだろうと
勝手にシンパシーを感じているのは、歳のせいかもしれませんが……。
その(楽しみにしていた)入社式が、コロナ禍を経て4年ぶりに開催されました。
ANAは4月1日(土)に東京都大田区のANA Blue Baseで1,066人の
JALは3日(月)に羽田空港M2格納庫で1,999人の入社式でした。
とくに今年度はコロナの影響で新規採用のなかった年を挟んでいたため
一度、別会社に就職した後、転職して夢を果たしたという人も多くいたそうで
これまで以上に「ピカピカした」多くの顔に接することができました。
彼らに、輝かしい未来のあることを心から願っています。
彼らと同じように、この春を新たな門出として迎えた多くの若人にも。(三井)
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