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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

空自向けF-35A国内生産5号機(AX-5)の組み立て始まる!

2015-12-16 17:32:31 | BLOG×記事

ノースロップ・グラマンが製造したAX-5の中央部胴体。 Photo : NORTHROP GRUMMAN

日本時間の12月16日午前、ロッキード・マーチンがニュースをリリースし、
日本のFACO(最終組み立て検査施設)で製造される最初のF-35Aの組み立てが
12月15日、名古屋のFACOで開始されたことが発表されました。

同機は航空自衛隊向けの5号機(AX-5)で、10月2日にノースロップ・グラマンが
中央部胴体を完成させ、その後ロッキード・マーチンに納入したことを発表していました。
今回の組み立て開始にあたり、すでにこの中央部胴体が
名古屋に搬入されているのかなど、詳しい発表はありませんが、
この機体は2017年に納入される予定となっています
(現時点ではロッキード・マーチンの日本法人、三菱重工とも
このニュースに関する正式なコメントは出していません)。

航空自衛隊では42機のF-35Aを導入する予定で、1~4号機(AX-1/-4)は
ロッキード・マーチン社フォートワース工場(テキサス州)で組み立てられ、
航空自衛隊に納入される予定ですが、残る38機は名古屋のFACOで
組み立てられます。

AX-1については、12月8日にノースロップ・グラマン社パームデイル工場(カリフォルニア州)で
中央部胴体が完成、デリバリーされており、こちらは2016年第2四半期までに
ロールアウトする予定となっています。

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12月20日、ブルーインパルスが高知の空で展示飛行

2015-12-16 12:10:34 | 航空イベント
那覇のエアーフェスタが終了し、2015年の航空祭シーズンもほぼ終了となりましたが
(2~3月には愛知県の小牧基地でオープンベースが開催予定ですが)、
今週末、12月20日には高知県の航空自衛隊土佐清水分屯基地の20周年記念行事が行なわれ、
ブルーインパルスが展示飛行を実施する予定です。

今回の記念行事は分屯基地そのものではなく、近隣のあしずり港が会場で、
1200時からのブルーインパルスの展示飛行のほか、1000時からは
新田原救難隊のU-125Aによるデモフライトも予定されているとのこと。

四国でブルーインパルスが展示飛行を実施する機会は非常に少ないので、
近隣にお住まいの方はぜひお出かけください。

地元土佐清水市観光協会のブログでもイベント案内が出ていますので、
参考にしてください。
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