10月に入りアメリカの会計年度は2014年となりましたが、ニュースでも報道されているとおり
あいかわらず財政問題は崖っぷち状態です。
しかしそんななか、飛行機ファンにとっては少しだけ明るい話が聞こえてきました。
アメリカの報道をまとめたサイトによると、米国防総省は新年度のサンダーバーズ、
ブルーエンジェルズなどの活動について、限定的ながら再開するとの発表があったと
伝えています。
それによると2013年シーズンはほぼ活動休止状態となってしまった両チームや
その他の広報活動について、チャック・ヘーゲル国防長官が大枠をまとめ、
新年度もその活動費をカットするものの、活動は再開させると発言したというものです。
10月から新年度に入ったといっても、両チームの活動再開は
実際には2014年シーズンからになると思われますが、今シーズン後半、
両チームの地元であるネリスやペンサコーラなどではフライトが行なわれる
可能性もあるかもしれません。
とはいえ、新年度のこの関連経費の節約で1億ドル以上を捻出する計画で、
両チームのフライト数も例年に比べれば45%程度カットされるとのこと。
それでもアメリカでデモンストレーションチームが活動を再開し、航空イベントが
復活する兆しが見えてきたというのは明るい材料と言えるでしょう。
ところで、このニュースについて、先のサイトでは「国防総省が発表」と
書いているのですが、編集部ではその元のソースを確認することができていません。
正式に、具体的な活動予定などが確認できた場合には、
また誌面上やこのブログなどで紹介したいと思います。