台風がいくつも通り過ぎ、ようやく秋めいてきたと思ったら、『航空ファン』の月号表示は
なんと12月号。次号はもう新年号かと思うと、ときの流れに焦りさえ感じます…。
先週、ようやく校了(編集を終了し印刷工程にまわること)となった12月号については
来週月曜日、21日に書店に並びます(一部発売の遅れる地域があります)。
その特集は、昨日の編集部日記でも紹介した“戦競”こと平成25年度航空総隊戦技競技会。
全国の基地から航空自衛隊の戦闘機部隊が集まって行なわれる
戦闘機部門の航空総隊戦技競技会は、東日本大震災の前年、2010年に開催されて以来。
今回は9月から10月にかけて、茨城県の百里基地と青森県の三沢基地、
およびその周辺空域で空対空戦闘を競技種目として開催されました。
百里ではF-4(2個飛行隊)とF-15(7個飛行隊)が、三沢ではF-2(3個飛行隊)が
飛行教導隊を相手に日ごろの訓練の成果をぶつけあいましたが、
3週にわたった競技期間中、どの部門も台風などでスケジュールが大幅に遅れ、
一部競技には大きな影響をおよぼしてしまいました。
ただ、戦競といえば各隊の趣向を凝らした競技会マーキングやスペシャルパッチも話題となりますし、
その競技内容も気になるところ。今月号巻頭ではそうしたマーキングやパッチはもちろん、
それぞれの部門を詳しく解説します。
また、CIAが新たに公開した機密文書中にエリア51の存在を認める文面があったとの
報道が話題となりましたが、第2特集としてエリア51について、航空誌の立場で分析します。
そして関連記事として同じネバダレンジ内で無人機を運用するクリーチ空軍基地の話題と、
エリア51や同施設で開発された航空機に関する書籍も紹介します。
そのほか緊急記事として初のエアバス機発注となった日本航空のA350契約をさっそく紹介。
27年ぶりの東京での展示飛行となった国体開会式でのブルーインパルス、
三沢、小松、岩国、八戸、下総、館山など本格シーズンに突入した自衛隊航空祭、
航空自衛隊のF-15Jと韓国空軍のF-15Kも参加したレッドフラッグ・アラスカ13₋3、
第50回リノ・エアレースと優勝したパープルムスタングの記念空撮、
来日が噂されるイブ“ジェットマン”ロッシー、ANAピカチュウジャンボ退役、
在沖海兵隊CH-46最後の飛行第など、さまざまなトピックを用意しています。
『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
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