さて、今年の皆さんのゴールデンウィークはいかがでしたか? 一部地域では
天候にあまり恵まれなかった1週間でしたが、告知のとおり航空イベントも
いくつか開催されました。
そのなかでも5月5日、山口県の米海兵隊岩国基地で開催されたフレンドシップデーは
朝から雲ひとつない好天に恵まれ、なんと28万人以上(主催者発表)の入場者が
2年ぶりとなる岩国でのエアショーを楽しみました。
フレンドシップデーは前日に地元VMFA(AW)-242のCoC(隊長交替式)があったことなどで
期待のF/A-18の飛行展示こそありませんでしたが、海兵隊からはVMA-311のAV-8Bが
デモを実施、そのほかにも地元海上自衛隊のUS-2が飛んだり、PACAF F-16デモチームが
飛んだりと、イベント開始から多くのフライトスケジュールが組まれました。
AV-8BはSTOVLデモを含む飛行展示を実施
またF/A-18が飛ばなかった分、築城基地から参加した第6飛行隊のF-2Aと
第304飛行隊のF-15Jが機動飛行を実施、新田原の第301飛行隊からもF-4EJ改が
リモートで飛来し2パスを実施しています。
F-16デモチームに負けない内容で機動性能をアピールしたF-2A
さらにメリッサ・エアロバティックス・パラシュートチームが3回のジャンプを実施、
ウィスキーパパ競技曲技飛行チームとチーム・ディープブルースのエクストラ300は
それぞれ2回ずつ、華麗なエアロバティックスを披露。
ウィスキーパパは複座のエクストラ300Lでのフライト
このほかにも地上展示エリアでは今年100周年を迎えた海兵隊航空を記念した
VMFA-232のF/A-18Cのほか、多くの米軍機、自衛隊機が参加しました。ただし
当初この時期に硫黄島でのFCLP(陸上着艦訓練)を予定していた厚木のCVW-5からは
いつものような地上展示機の参加はなく、展示機数はいつもよりはやや少なめ。
F-4時代のマーキングを再現したVMFA-232の海兵隊航空100周年記念塗装機
地元海自の第111航空隊からはMH-53EとMCH-101が並んで展示。クルーも大集合
そして例年より展示回数が少なくなったこともあって、今シーズン初の展示飛行となった
ブルーインパルスも、最高の条件のなかで第1区分を披露してくれました。
岩国のフレンドシップデーについては「今年が最後」といった噂が流れ、実際基地内では
多くの工事が行なわれており、今回は沖合滑走路を利用して離着陸、フライトは
旧滑走路上空で行なうという変則的なパターンとなったのですが、来年以降
民間供用が始まり、工事が進むとどうなるかは微妙なところ。またそんなこともあってか
前述のとおりの大盛況となり、クルマも鉄道も大混雑となりました。
しかしこれについて基地広報は、現時点で来年以降のことはまだいっさい話が
すすんでいないのが現状と強調していました。今後どうなるのかは分かりませんが、
現在在日米軍基地主催のイベントとしては唯一の本格的エアショーでもあり、
来年以降もなんらかのイベントを行なわれることを心から期待したいところです。
ところで、会場でこんな方々も発見。『エリア88』のシンとセラに扮した、
いわゆるコスプレイヤーさん。おふたりは一般の入場者ですが、決まってますね。
『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
文林堂の本の情報はコチラから!
天候にあまり恵まれなかった1週間でしたが、告知のとおり航空イベントも
いくつか開催されました。
そのなかでも5月5日、山口県の米海兵隊岩国基地で開催されたフレンドシップデーは
朝から雲ひとつない好天に恵まれ、なんと28万人以上(主催者発表)の入場者が
2年ぶりとなる岩国でのエアショーを楽しみました。
フレンドシップデーは前日に地元VMFA(AW)-242のCoC(隊長交替式)があったことなどで
期待のF/A-18の飛行展示こそありませんでしたが、海兵隊からはVMA-311のAV-8Bが
デモを実施、そのほかにも地元海上自衛隊のUS-2が飛んだり、PACAF F-16デモチームが
飛んだりと、イベント開始から多くのフライトスケジュールが組まれました。
AV-8BはSTOVLデモを含む飛行展示を実施
またF/A-18が飛ばなかった分、築城基地から参加した第6飛行隊のF-2Aと
第304飛行隊のF-15Jが機動飛行を実施、新田原の第301飛行隊からもF-4EJ改が
リモートで飛来し2パスを実施しています。
F-16デモチームに負けない内容で機動性能をアピールしたF-2A
さらにメリッサ・エアロバティックス・パラシュートチームが3回のジャンプを実施、
ウィスキーパパ競技曲技飛行チームとチーム・ディープブルースのエクストラ300は
それぞれ2回ずつ、華麗なエアロバティックスを披露。
ウィスキーパパは複座のエクストラ300Lでのフライト
このほかにも地上展示エリアでは今年100周年を迎えた海兵隊航空を記念した
VMFA-232のF/A-18Cのほか、多くの米軍機、自衛隊機が参加しました。ただし
当初この時期に硫黄島でのFCLP(陸上着艦訓練)を予定していた厚木のCVW-5からは
いつものような地上展示機の参加はなく、展示機数はいつもよりはやや少なめ。
F-4時代のマーキングを再現したVMFA-232の海兵隊航空100周年記念塗装機
地元海自の第111航空隊からはMH-53EとMCH-101が並んで展示。クルーも大集合
そして例年より展示回数が少なくなったこともあって、今シーズン初の展示飛行となった
ブルーインパルスも、最高の条件のなかで第1区分を披露してくれました。
岩国のフレンドシップデーについては「今年が最後」といった噂が流れ、実際基地内では
多くの工事が行なわれており、今回は沖合滑走路を利用して離着陸、フライトは
旧滑走路上空で行なうという変則的なパターンとなったのですが、来年以降
民間供用が始まり、工事が進むとどうなるかは微妙なところ。またそんなこともあってか
前述のとおりの大盛況となり、クルマも鉄道も大混雑となりました。
しかしこれについて基地広報は、現時点で来年以降のことはまだいっさい話が
すすんでいないのが現状と強調していました。今後どうなるのかは分かりませんが、
現在在日米軍基地主催のイベントとしては唯一の本格的エアショーでもあり、
来年以降もなんらかのイベントを行なわれることを心から期待したいところです。
ところで、会場でこんな方々も発見。『エリア88』のシンとセラに扮した、
いわゆるコスプレイヤーさん。おふたりは一般の入場者ですが、決まってますね。
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