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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

北宇都宮

2012-05-28 19:27:05 | 編集部日記
取材はカメラマンの方にお願いしてあったのですが、お天気もよかったので
昨日はふらっと陸上自衛隊北宇都宮駐屯地の開設39周年記念行事に出かけてみました。

北宇都宮といえば陸曹の操縦学生の教育を担当する航空学校宇都宮校と
東部方面隊第12旅団第12ヘリコプター隊第1飛行隊のホームベース。
昔から航空学校の教官で臨時編成されるOH-6のディスプレイチーム、
スカイホーネットが有名です。

記念式典に続いて始まった飛行展示では、祝賀編隊飛行の後白バイドリルが行なわれ、
スカイホーネットが登場。5機のOH-6Dは基本は4機の編隊と1機のソロという構成で、
それぞれの機体に色違いの「絆」のプレートが掲げられています。

  

さまざまな課目を披露、終盤に入ると、今回の新機軸として第12ヘリ隊のUH-60JAが合流、
小さくて軽快なOH-6とはまた違う豪快なデモを行ないました。



ちなみにこのOH-6D、今後は徐々に減勢されていく模様で、明野レインボーも
混成でのフライトを行なっていますが、スカイホーネットの展示がこの先いつまで
実施できるかは微妙なところのようです。

そして、老朽化の進む機体といえば、記念行事のスペシャルマーキング機として
展示された航空学校のLR-1も、今年が北宇都宮の所属機としては最後とのこと。





前脚扉にはそれを記した説明文がありました。

このほかにもOH-1、AH-1Sの機動飛行なども行なわれましたが、やはり昨年の
東日本大震災での活動を意識した災害派遣展示は興味深いもので、今回は
栃木県警航空隊のBK117や獨協医大に常駐するドクターヘリEC135なども参加しての、
さまざまな状況を想定した展示となっていました。(神野)



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