7月21日に発売(一部発売の遅れる地域もあります)となる『航空ファン』9月号は
ボーイングに関する2大特集。まずは空自次期主力戦闘機F-X候補のスーパーホーネット。
本命ロッキードF-35ライトニングⅡの開発遅延から急きょ有力候補として注目度が高まっている同機にスポットを当て、6月末、アメリカで日本のメディアに初公開された
最新テクノロジー満載のスーパーホーネット・インターナショナルロードマップの
モックアップや、セントルイスのボーイング社スーパーホーネット生産工場、
米海軍オシアナ基地を航空評論家、石川潤一氏が現地リポートします。
またスーパーホーネットのF-Xとしての可能性をボーイング・ジャパン重役にインタビュー、
米海軍厚木基地のスーパーホーネット4個飛行隊を紹介など、
日本周辺の同機に関する話題も満載で、関連記事として、先ごろ発表された
在日米海軍の新FCLP訓練基地候補地、鹿児島県馬毛島問題にも言及します。
表紙と第2特集は運用検証試験のために初来日したボーイング787。
早ければ9月にも全日空が世界で初めて路線就航させるB.787ドリームライナーの初飛来を、
羽田での来日セレモニーや日本各地の空港で行なわれた検証テストなど詳細にリポート、
787プログラム副社長にも話を聞きます。
そのほかパリショーに出現したフランス空軍のブラック・ラファールの
徳永克彦カメラマンによる空撮、夕闇迫る日本海上空見島沖で訓練に励む
6機のブルーインパルスの特写、アメリカで強心臓を移植された百舌鳥、Fw190A-9、
初公開となる第一次大戦時に日本が戦利品として鹵獲したドイツ軍航空機の写真&資料、
オーストラリアで進む旧日本陸軍機川崎「飛燕」復元リポート、
トルコ空軍100周年記念エアショー、陸自航空部隊の東日本大震災の初動3日間などなど、
今月も国内外、軍民取り混ぜた航空ニュースをお届けします。
また、今回はスーパーホーネットの特集に関連した企画で、特別付録として
厚木基地駐留CVW-5の米海軍航空100周年記念パッチが封入されます。
そしてさらにCVW-5傘下の9個飛行隊パッチの誌上限定販売も実施。ラインナップは
VFA-102、VFA-27、VFA-115、VFA-195、VAQ-136、VAW-115、VRC-30 Det.5、HS-14、HSL-51で、
それぞれがスコードロンカラーと部隊インシグニアで飾られた共通デザインとなっています。
これらはベルクロバージョンも販売予定。ベルクロ付きのヘルメットバッグなどに
全種揃えて付けると、写真のようにかなり壮観です(バッグは姉妹会社のモノショップでも
取り扱っています)。
なお、9月号はパッチが付いているため特別定価となりますのでご了承ください
(税込1,350円)。
最後に先日もこちらで紹介しましたが、もう一度ご案内を。
ようやく自衛隊のイベントについて情報が出始め、現在編集部では鋭意最新情報を
収集中で、発行が延期されていた『エアショーガイド2011』を8月29日に
発売することが決定しました(税込990円)。
9月以降のイベントを徹底的にリサーチ、今後の動向が気になる
ブルーインパルス情報とともにご案内する予定です。
『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
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