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お盆の日に考える、お墓事情。

2018年08月12日 16時13分50秒 | 日記
 11日の休日から、霊園ではお墓参りの方々が増えています。

 近頃は、お墓に対しても考え方の多様化のせいか、永代供養墓とか樹木葬とかにも、関心がもたれています。

 実は昨日も、筆者がかかわっている霊園で、永代供養墓をお勧めした例がありました。

 50台と思えるご夫婦が霊園見学に来られたので、てっきりご夫婦のお墓をお求めに来られたのかと思っていましたが、お話を伺うと、そうではなくて叔母さまが一人住まいで跡継ぎもいらっしゃらなくて,亡くなられたとのことで、お墓の相談にこられたのでした。

 そういう一人住まいの方とか、子供さんがおられないご夫婦様とかに、永代供養墓は丁度良いお墓だといえるでしょう。

 しかし、なかには跡継ぎの息子さんがおられながら、永代供養墓を求めにこられるお客様がおられます。

 お話を伺うと、あまりにも子供さんとの話し合いがされていない事がよくわかります。

 いくら個人主義の時代であるといっても、親があり子供がある関係は間違いなく、できれば子供が将来は親のお墓をお参りするというのは自然な形ではないでしょうか?

 それは家系を絶やさないとか言った考え方ではなく、自然な親子のつながりを尊重するという事ではないでしょうか?

 そういう親子の自然な関係が、お墓にあっても当然存在して良いと思います。

 ところが、親が息子さんとお墓をどうするかの話し合いもされずに、息子さんとの相談もなしで、ご夫婦だけで永代供養墓を求めに来られるのです。

 せめてご両親が、「自分たちの墓を作るから、たまにはお参りに来てくれよ]というくらいの話を、親子の間でできないものかと思うのです。

 中には年間数千円の墓地管理料を、子供に負担をかけたくないという親もいらっしゃいます。 この程度の金額の負担も子供さんにかけたくないというのでしょうか?

 今日も小さな子供さん連れの若夫婦がお墓参りに来られている姿を、たくさん見かけます。

 いろいろな家族があっても当然なのですが、やはり微笑ましい家族連れのお墓参りを目の当たりにすると、いまさらながら家族を考える良い機会になります。

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