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新型コロナ感染終息後に迎える、新時代はどんな姿だろうか?

2020年04月25日 15時37分06秒 | 日記
 新型コロナウイルス感染が広がらないようにと,3密を防ぐためにと飲食店などのサービス業の営業休止を政府や各都府県の知事が要請している。

 休業に伴い、一部の補償金も支払われるようだが、家賃や固定費を完全にカバーするには程遠い金額のようだ。これらのサービス業は、これからの存続に真剣に悩む店が増えそうだ。

 かってのリーマンショックは人的な原因による金融危機であったので、その後の不況対策といっても、金融改善の目途も立てやすかった。 しかし今回の新型コロナによる営業自粛や休業要請は、自然災害そのものであり収束する期日も不明だ。

 しかも台風や地震災害のように、特定の地域で大きな被害を与えるというものと根本的な差異がある。

 日本だけでなく世界中が、同じように病気災害を受けているだけに、例えコロナ災害が終息したとしても、国際経済にも日本経済にも余りにも大きな損害を与えすぎ、今後の経済立て直しが大変予測しづらくなっている。

 まず、医療費の削減を進めようとしていた日本政府方針は、真っ先に増強、増額せざるを得なくなるだろう。  ある意味では、豊かな生活を享受していた証拠でもあった飲食店や遊興施設の店が再び元に戻るには、大きな損失をカバーしなければならないが、全額公的資金をつぎ込むには国民からかなり異論も出そうだ。

 海外や国内の観光地に気軽に出かける旅行の習慣も、半減するかもしれない。 インバウンド需要で潤っていた旅館や観光業も元の姿に戻れるだろうか?  関連した理由で航空業界や鉄道業界も、元に戻るまでにはかなりの時間がかかりそうだ。

 コロナ感染騒ぎは、例え終息したと見えても、マスクを必要としない安全な環境に完全に戻らなければ、元の経済状況は見込めなくなるように思える。

 生活を豊かにするために大きな比重がかかっていた産業構造を、根本的に見直す堅実的な新時代が始まったともいえる気がするのだ。