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これから是非とも必要な 野党の課題。

2017年10月25日 14時01分07秒 | 日記
 野党が分裂したままで、与党の自民党に勝てるはずもなかったが、驚くことに今回の選挙で自民党へ投票された票数は、総数のなんと30%なのだという。

 小選挙区制という選挙制度のため、野党に投票された国民の60%以上の票の意思表示が生かされなかったことになった。

 現に安倍政権に対する支持率は非支持率より低く、安倍本人が思っているほど高い支持率ではないのだ。

 精力的に自民党の遊説に動き回っていた小泉進次郎氏は、選挙演説の中で安倍政権批判を口にしていながらも、巧みに自民党支持を訴えていた。

 自民党支持に誘導するこざかしさを見せている。 そういう意味でやはり隅に置けない 話し方のうまいたいした政治家だ。  まあはっきり言って安倍晋三氏は、小泉進次郎氏のあの魅力を持っていない。

 話は横道にそれたが、自民党に勝つためには、野党が統一候補を立て一点に結束するしかない。現に北海道や新潟では野党の統一候補を打ち立てて、見事に勝利を収めているのだから、今回の選挙も時間不足であったとはいえ、惜しい結果に終わっている。

 いまや国民の多くは安倍政権に飽きており、憲法改憲などに危惧を覚えている。

 選挙方式の結果でもあるのだから、野党は自信をもって今後も結束に議論を費やして欲しいものだ。

 日本では、なぜか共産党という党名に拒否感を持つ人が多い。 もはや共産革命など起こせる時代ではないのだから、日本共産党も政党名を変える勇気をもって良いと思うのだが、なかなかそういう風に向かわない。

 野党連合でも、共産党に対する違和感が政界内でも根強く、自民党に代わる野党連立政権を組む場合でも、共産党は蚊帳の外というのは、結果としてリベラル政権が樹立した時でも、何か弱弱しい政権になってしまいそうで、共産党が早く国民政党に脱皮できるかどうかも、これからの課題だと思うのだ。