ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

エンドロール!!

2011-02-05 06:25:48 | Weblog


2日間,雪は降らなかった。
気温が上がり,屋根から何十tもの雪が落ちた。
それらの始末に追われたけど,無事に(今度また降っても良いくらいに)
校舎の周りを整理した。
1ヶ所通行不能の場所が出来たけど,春まで雪を押し込んで行けば
大丈夫と判断した。

会う知人,会う知人,『やぁ~~降ったね』・・・が挨拶になった。
共和町から通う、スキーのインストラクターの知人(30年来・・)に
昨日、東山で会った。「家の方でも、降ったさ!!」
「今年,東山のスキースタッフ多いよね!!」
「そう・殆どマンツーマンのレッスンばかりだから・・・・」
「端っこが見えないくらいインストが居る」
「英語ぜんぜんだけど,何とかやってるサ・・」

昔は彼の田んぼの米を,1年間に1tほど買っていた。
今は,スーパーでたまに,10Kg買えば間に合う。

スキーは、なかなか初期の段階で,苦労するから
ゲーム感覚でぽんぽんとは上達出来ないけど、
自然の中、スピード感、変化、実に楽しいスポーツだ。
最初から,格好よく「立って」は滑れないので
高い金払って!しんどい思いをして!時間を掛けて習得して行く!・・という
プロセスが今の?若者にはうけない。

アコーディオンのレッスンでもそう・・・・
若い人は「COBAさんのように・・」と教室の扉をノックするけど、
最初は「何これ、この不自由さ加減・・・!?!?」から始まる。

言える人には?・・札幌に行くから・・と伝えている。
「そいじゃ,行くまでに遊びに行くわ!!」
「おぅ!!」
「住む家もまだ,決まって無いけど・・・雪はねばかりしてるから!!」
「そうそう!!降ったね!!」

映画「しあわせのパン」・・・・
エンドロールへの私の名前の登録の件で
事務所から問い合わせがあった。私の名前でお願いした。
この秋公開予定・・・
エンドロールを見る為に劇場に通おう!!。

ぷ~はうす休館まで,後23日!!。
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春は、必ず来るという「強い思い」

2011-02-03 07:06:38 | Weblog


気が付けば?2月だった。
空気の気配が若干変わったことに気付く。
昨日から,雪は小休止,連日の暗く寂しい雪景色からは
解放された。どこの家の屋根からも雪が落下し始める。
こんどは、それらの処理に追われる。

4車線の道路幅が,一週間もしない内に2車線になる。
街の裏道となると,乗用車一台がやっと通れるくらい。

だからと言って,町中の人が,集合住宅に住めば良い・・という
問題ではない。

春は、必ず来るという「強い思い」は、北国に住むようになって
わかったことのひとつだった。
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今日も,空は白々と開けてしまった!!

2011-02-02 06:07:26 | Weblog
一色

毎日、半日,ブルトーザーを運転している。
毎日,エンジンをかけて動くものだから、おんぼろブルの調子が良い。
雪はなんの躊躇も無く降り続き、全てのものを埋め尽くして行く。
分け隔てしない。
お金持ちにも?貧乏人にも?容赦なく降る。

昔、一晩で軒まで雪が積もり、
あんまり静かなものだから,町中の人が寝ていた(朝になっても)・・・という
話を聞いたことがある。
倶知安峠を越えて街に入ろうとした人は
真っ平らな雪原(街並み)に,所々煙突の煙りだけが「のろし」のように
上がっていた、異様な光景を眺めて,驚いた・・と聞く。

随分前だけど、それほどではないにしても・・・・
一晩で,駐車場にあったお客様の車がすっぽり見えなくなった事があった。
そうなると,スキーをする・・・という話ではなく、
朝から皆で,車を掘って、やっとの想いで帰って行った。

とにかく、あと2週間、頑張るという「決意」をした。
その後は、空の様子を眺めながら、また考える。
ゴム手と長靴に入れる「北海炉」がこんなにありがたいと感じた事は無い。

今日も,空は白々と開けてしまった



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