ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

今日も,空は白々と開けてしまった!!

2011-02-02 06:07:26 | Weblog
一色

毎日、半日,ブルトーザーを運転している。
毎日,エンジンをかけて動くものだから、おんぼろブルの調子が良い。
雪はなんの躊躇も無く降り続き、全てのものを埋め尽くして行く。
分け隔てしない。
お金持ちにも?貧乏人にも?容赦なく降る。

昔、一晩で軒まで雪が積もり、
あんまり静かなものだから,町中の人が寝ていた(朝になっても)・・・という
話を聞いたことがある。
倶知安峠を越えて街に入ろうとした人は
真っ平らな雪原(街並み)に,所々煙突の煙りだけが「のろし」のように
上がっていた、異様な光景を眺めて,驚いた・・と聞く。

随分前だけど、それほどではないにしても・・・・
一晩で,駐車場にあったお客様の車がすっぽり見えなくなった事があった。
そうなると,スキーをする・・・という話ではなく、
朝から皆で,車を掘って、やっとの想いで帰って行った。

とにかく、あと2週間、頑張るという「決意」をした。
その後は、空の様子を眺めながら、また考える。
ゴム手と長靴に入れる「北海炉」がこんなにありがたいと感じた事は無い。

今日も,空は白々と開けてしまった



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