ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

「淡々」と書く。

2011-02-08 06:10:36 | Weblog


気温が下がり,雪が降り始めた。
雪の量は、1月の激しさはないけど風を伴って
吹雪模様になっている。

春の兆しは,残念ながらまだ見えない。
昨日,支払い、で久しぶりに街に降りたら
電気屋さんの親父に、「埋まったんじゃないか・・・?」と
聞かれた。「埋まった・埋まった・・,助けを呼んだって誰も来ない」と
応えておいた。

街で、あれだけ?降ったのだから,山じゃ?「埋まってる」・・・と
思われても当然だった。私達(山の住民)にしてみたら、山も街も
大して変わらないと思うけど,街の住民は「山」は確実に「山」と
分けて考えている。「山」はそろそろ日本語が通じなくなって来た。

「山」で今,考えられる新しい商売は、「闇」の両替商くらいかもしれない。
韓国、中国、台湾、シンガポール、マレーシア、オーストラリア、ユーロ、
U.S.ドル、カナダ、その日の通貨レートを頭にインプットしといて
「+-¥*=$+-¥*=$・・・%%」とやれば、当局の摘発までに一儲け。

この駄文ブログも後,何日かで終る。
取り留めのない、辻褄の合わないことを、延々と書き続けて来た。
理路整然とし、常に正論だけで行けるとは、1ミリも思ってないので
「阿呆」な事ばかりを、書き綴って来た。

それでも何十万人かの人に、目を通していただけた。
アクセスランクは大体,150万ブログ中の7000~9000位を推移していた。
あまりネガティブなことは書かない方が良いと,注意を受けたことも
多かった。それでも自分自身がいつも、ポジティブな状態でいられる
訳も無く、凹む事の方がはるかに多い日々だった。
それでも,凹みはなるべく外には出さず、「淡々」と書く事と決めていた。

助けてくれたのは,日々の自然の移り変わりだった。
阿呆な「狸」だったり、エゾリスのお利口さんだったりした。
私が一番注意を払ったのが「風の匂い」だった。
大阪のビルの谷間を歩いていた頃も、切り取られた空を眺めて、
「風の匂い」を感じ取っていた、それは今も変わらない。

人は「思い続ければ・・・」到達出来ないとしても、それに近づくことは
出来る、「思い続けれる」作業は緩くないけど、諦めれば、そこで終る。
今まで、ずっとそうだった、
「思い続けて来た」・・・・・たとえ心の片隅でも・・・・・・。
決して諦めない。

物事は複雑に考えない、「どのみち・・・」と考えるようにしている。
自分の好きなものは,大切にする、誠実でありたいと努力する。

今日は,除雪の後,お客様の送迎、そして出張レッスンの予定。

後,何回になるかわからないけど「淡々」と書く。