ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

世界も変わる,ニセコも変わろうとしている!!

2011-02-23 06:05:45 | Weblog


落ち着いた晴れが,続いた。
昨日は日中も気温が上がり、雪原面が10Cmほど下がった。
朝のキリリとした渋黒の空に、お月様が美しい。

昨日は,娘二人、ワン公一匹と、つけ麺屋さんに行った。
今日は同じメンバーで、洞爺湖まで遠征する。
月浦のロケ地を巡る旅・・・・・。
跳ねっ返りのワン公との珍道中・・・・・。

静かに風呂敷(店)を閉じようとしている。
音も出さず、気が付いたら、20数年に渡る営業が終っていた。
残されたのは,抜け殻ではなく、まだ「ほんの少し」やる気の片鱗を
ちらつかせる「おっさんとおばはん」だった。
抜け殻ではない・・・ということは、「セーブしてたのか?・・・」
「セーブしてたという認識というか,余裕はなかった」
「とにかく,必死だった・・・」という他無い。

必ず雪は融けて,春が来ると思っていたし、現実に毎年春は来た。
今日出来なくても、明日・明後日くらいまでは「ある」と
思えるようになっていた。命までとられることはそんなに無い。
無人島に一人ぽっちで住んでいるわけではなかった。

昨夜は、宿泊のAさんと、アフリカの話、イスラム圏の話、
沖縄の話,小笠原の話に花が咲いた。今の社会や世界史の先生は
大変だと言う意見に話が纏まろうとした。
同じ辺境の国を訪れたとしても、大使館員として、NPO・NGOのメンバー
として、只の放浪者として、武器の密売人?として、国連の職員として
商社マンとして、特殊任務を背負って、立場によって視線も変わって来る。
また,民族・宗教となると非常に根は深く、
私達が軽々に述べられることは無い。

Aさんは、暮れの忘年会で、チュニジアの街の様子を紹介してくれた
ばかりだった。一昨年は,中国の内陸部で見た日蝕のお話をしてくれた。

世界も変わる,ニセコも変わろうとしている。


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