昨日から真剣に雨が降っている。
山はガスがかかって、自分のスキーの先が何とか見えるくらい。
雲の中を平衡感覚だけが便りに滑る感じです。
昔、雪上車に乗っている知人は,明け方、吹いたりすると
隣の会社のゲレンデを一生懸命押していた、なんて話を聞きました。
春先は、800m~1000mでよくガスがかかり、リフトの鉄塔を目印に
降りたものでした。1200mくらいまで登ると,太陽や羊蹄山を拝める事も
よくありました。
カンボジアの知人が山田坂下倶楽部
(昔々、ひらふのふじ寿司から下『ススキ以外なにもなかった』
の飲み屋に屯していた人々)
に便りをくれました。
救急車で運ばれる人が、帰る時は、奥さんが亡骸をリヤカーに乗せて
という現実が印象的でした。
世界中で、富の偏りが顕著な昨今です。
ワン公の散歩の道すがら,ふきのとうが顔を出し始めました。
『残雪』の季節がやってきました。
「雪がとけて 春になって
ゲレンデにも 花が咲き
残雪を 選んで
描く シュプール」