ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

春の兆し!!

2010-04-27 06:32:27 | Weblog


昨日に続き、お天気は、北海道だけが晴れマーク。
少し、落ち着いて来た。

最近,餃子をよく作る。
ラジオのお料理コーナーを車の中で聞く機会が多い。
メモも何も出来ないけど、頭にインプットしておいて
これは!!・・・というお料理に挑戦している。

今月のヒットレシピが餃子だった。
学生時代、バイト先が中華屋さんだったから
職人さん達が、手際も鮮やかに、餃子を何百と包んで行くのを
見ていた、バケツいっぱいくらいの餃子のあん(中身・具)を
瞬く間に包んで、冷蔵庫に放り込んで行った。

ひき肉を使った、お料理、お肉だけだと火を通せば「カチンコチン」に
なるけど、なにか混ぜ物をすることによって、優しい食感が生まれる。
問題は、何を混ぜるか?段ボールであったり、色々だけど・・・。

その、学生時代、肉団子には、「絞った豆腐を混ぜる」と食感が優しい
と職人さんが教えてくれた。先日のカーラジオ、餃子には細く刻んだ
大根を茹でて、絞ったものを混ぜると食感が優しいと報じていた。

どちらの混ぜ物も、それ自体には大した味はない、しかし、一度(ひとたび)
ひき肉に混ぜ合わさり、肉のエキスをタップリ吸収すると、
これが絶妙になる、餃子は大根と豚赤身ひき肉と黒こしょうだけで
充分に美味しい。

今朝も、早朝(6:00時前)から仕込んだけれど、今はスーパーに
ギョウジャニンニク(トビヒロ?アイヌネギ?)が出始めたので
刻んで少し入れる。大根以外の混ぜ物を加えるものをナン(チャッテ)餃子
大根と黒こしょうだけのものをホン(本当の?)餃子とラジオは報じていた。

餃子は、焼き方が難しい・・・・・・でもこの話は長くなるので次回にする。
「たれ」は好みだけれど・・・・・この話も長くなるので次回。

ギョウジャニンニクは、人気の春の山菜だ。
海沿いの岩場から出始める。
岩場・・・そう断崖絶壁に根のしっかりした立派なギョウジャニンニクが出る
皆、カレイ釣りに飽きたら、断崖絶壁を命がけでよじ登って、
ゴミ袋いっぱいの(そんなに採ってどうするの?)ネギを採った。

スキー場も、リフト下の蛇の出そうな、がらがら岩場に沢山出た。
時間を置いて、春の滝『山奥』辺り迄遠征したら、
既にギョウジャニンニクの白い花畑だったこともある。

そのまま、ジンギスカン鍋に放り込むと、甘くて格別だった。
その時は格別でも・・・・後は臭くて皆、閉口した。
残雪の残る、上の(800m)ヒュッテで、春先、『ヒュッテ大掃除』と称して、
ジンギスカン鍋をよくした。もちろん仕事中・・・・・。

スキー板に灯油を塗ったくって、1本だけ滑ったり(沢山滑る時は、
暖雪用ワックスを塗った)古き良き時代だった、(仕事中に・・・)
春の雪は、いつもコーケイの私にはスキーが勝手に走らないので
丁度良かった。大きな瘤でも林の中でも、何処へでも突っ込んで行けた。
汗だくになって滑った記憶が蘇る・・・・・。

ようやく,ニセコにも春の兆しが現れ始めた。
ユースホステルの看板も上の方だけ「ユースホ・・・」
読めるようになって来た。

今日は、これからコーラスの練習に出かける、
昨日、「狸」の楽譜は書いておいた。

今朝方、散歩から帰って、「ルゥ」にお水を・・・と
表のホースの蛇口をひねったら、『カラン・コロンッ・・・』
中から、氷の玉が飛び出して来た。

ようやく春の「音」を聞いた気がした。