火曜日の午後から,旭川に向って走った。
札幌迄、一般道、札幌から高速。
鷹栖インターチェンジの近く,大きな郊外商業施設で
お花を買って、息子が2年間お世話になった,下宿に
ご挨拶に行った。
旭川は雪が降っていた。
息子のアパートに寄って、夜は街に出て,久しぶりに父・母・息子で
食事をした。駅近くの居酒屋さんに入った。
皆,好きなメニューを選んで,分け合っていただいた。
お酒を飲む訳ではないので、次々と話は早かった。
今日の帰りは、12号線を走った。
妻が始めてという、マルヤマクラス(一度行っとけば良い?)へ
立ち寄って,昼は何度か通った,円山のうどん屋さんに立ち寄って、
預けておいた「ルゥ」を回収して、ニセコにたどり着いた。
走った,走った。雪・雨の中を・・・・。
道内を走っていると,街の郊外に,馬鹿でかい商業施設が「ボコン・ボコン」
と乱立しているのをよく見かける。ショッピングモールとホームセンターと
ドラッグストアー、それに付随するファーストフードであったりレストラン
であったり、娯楽施設であったりする。
休日,その場所に車で乗り着ければ、まあ、なんでも間に合う風に
考えられ、一つの大きな駐車場を中心に,体育館のような店舗が並ぶ。
都会に来れば、それに「もう一ひねり」クリニック、スポーツジム、
学習塾、英会話教室、ミュージックスクール、等も足されて、
一つの商業施設が考案される。
テナントで入ったそれぞれの店舗は、そのビッグシップ本体が
順風に航海を続ければ、それなりに売り上げも考えられるけど、
小樽の大きな船のように,殆どのフロアーが閉鎖されてしまうと
撤退せざるを得ない場合も起こりうる。
また,地方都市の駅前商店街が次々とシャッターを下ろして行くという
現象は報じられて久しい。そして,また,蘇れ!!駅前商店街・・となる。
ところで,北海道の冬とか、車でポンと乗り付けて、事足れり!!
という利便の良さ、簡単明瞭さに慣れてしまうと,私達はなかなか
そこに行った方が良いと分かっていても、駐車場のこと、荷物を持って
雪の中を歩くことを考えると、足は向かない。
増してや、「最中」の1個からインターネットで購入出来る時代。
余程の,動機付けをして上げないと、人々は動かない。
大げさに言えば、民意のレベル底上げ、新しい価値観の提示、
さらなるパーソナルな欲求への刺激・の出来るようなものを
こちら側で、余程しっかり持ってないと・・・ということになる。
常に,ネットの上に並べられて,比べられて、蹴落とされて行く。
それとは,無縁の空間であったり、心地よさでありたいと願っても
吹き荒れるインターネットのあらしは、何もかも飲み込む勢いで
世界を巻き込んで行く。
例え,中国政府であっても、OOO政府あっても、止められないだろう。
今は,その後に来るものを、必死に考えて行くしかない。