ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

雲の流れ!

2008-08-08 06:30:51 | Weblog




好天が続く、朝晩ガスがかかり、乳白色の世界に
鳥たちの歌声がサザメキ始める。
今年は、随分鶯が頑張る年だ。
今でもまだ聞こえる。

日中は『か~~っと』焼かれ、朝晩は冷え込む
実にメリハリの利いた気候だ、早朝は15℃前後だろう。
カラッとしている。

昨日は、朝の4:30頃から、殆ど一日中練習していた。
途中、ラテンもの?を2曲程優しく書いて、レッスンに備えた。
練習ネタは、you tube にお世話になることが多い。
例えば『デージーフィンガーズ/指先もどかし』で検索すれば
U.S.のピアノ弾きから、ヨーロッパの名手、街角のオッチャン、
姉ちゃん、ボタンのテクニシャンと見事なパフォーマンスを
披露して頂ける。参考にしてとりかかる。

有島記念館に向う道路の両端にコスモスが咲き乱れることがあった。
夏真っ盛りの空に、ひつじ雲がぽかりぽかりと流れ、空の青さとの
コントラストが実に見事だった、よく見ていると、雲はゆっくりだが
歩みを進めている。穏やかな風に乗って東に移動しているのだ。

色んな場所で、雲の流れを眺めた、あまりに景色にとけ込み、
その時は気がつかなくても、プリントされた写真を見て
『こんな、雲が空には浮かんでいたのだ!』と驚かされる時がある。

南の島(西表、石垣、与那国)では、よくスコールに当たった。
海の向こうから、真っ黒な雲の塊が血相を変えて突っ走しって
来たかと思う間もなく、ざ~~っと降られた、テントもなにも
ずぶ濡れになったけど、すぐに強い陽射しが戻った、
海も空も、何事も無かったようにあっけらかんとしている。

雲を印象づけるのは、空の色だ、画面の上半分を占める空の色や
輝きによって、雲の、景色としての値打ちが決まる気がする。

小笠原、父島の中央山?から眺めた、海と空と雲、
利尻岳の山小屋の前からながめた、海と空と雲、
忘れ難い『雲の流れ』だ。
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