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こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2011年4月17日 日曜日 明け方~15:40更新

2011-04-17 14:03:23 | 雑記帳
明け方4時ごろ、ビールとたばこを買いだしに行く。
帰り道で、鳥たちが夜明けの始まりに鳴いている。
と、公園の向こうの空を見るが、何だか不気味だった。
ある横一線から下が真っ黒い雲のかたまりとなっている。



家に帰り、「マル激トーク・オン・ディマンド」の更新されている回を真暗にして聴き、ビールを呑みながら、うとうとまどろむ。

京都大学原子炉実験所の小出裕章先生が再度出てくる。
「福島原発がレベル7なのは3月半ばには既に解かっていた。
それをひた隠しにしていただけのこと。
さらに空気で分かるものしか放射能測定の範疇でごまかしているが、冷却に用いた汚染水、地表・海等への影響を考えれば・・・。」

先生は、相当疲れていて、言わなかったが、世界最悪の事態が下手をしなくても数十年続く・・・と言いたかったのだろう。

***

居眠りをこいている間に、小刻みに揺れる。
しかし寝たままで居た。
とはいえ、13:30ごろのがつんと来たヤツには、好い加減にしてくれ、と起きた。



外は快晴、春が溢れている。

平成23年04月17日14時38分頃 震度3
平成23年04月17日13時38分頃 震度3
平成23年04月17日13時24分頃 震度3
平成23年04月17日13時23分頃 震度3
平成23年04月17日10時38分頃 震度3
平成23年04月17日05時21分頃 震度3
平成23年04月17日05時19分頃 震度3
平成23年04月17日04時17分頃 震度3
平成23年04月17日01時13分頃 震度3

***

HAPPYなNEWSを1つ。

地上波テレビが広告収入減で潰れかけているそうである。
ザマアミロだ。
大手広告代理店、ゲーノー界共々潰れてしまえ。
今までのお前らの愚劣な言行のしっぺ返しだ。
全部消えてしまえ。

***

毎年、春が来ると聴く曲がある。
それをすっかり3・11以降忘れていた。

中学生卒業間際に、田中くんという友人の母子家庭の家におじゃました。

田中くんは、みんなにいじられるキャラクターでよく泣かされていたが、小学生の頃・足を骨折したときも駅までカバンを毎日持ってくれたり、とにかく何があろうと自分が思う正義心には突入し・相手とケンカ・論争になってでも後に引かない、そんなニンゲン臭い友人だった。
今思えば、いろいろお世話にもなったし、そんな彼のことが好きだったんだと思う。

彼の家で、ミートソースのスパゲッティをご馳走になりながら、スネークマンショー・ラスト・アルバムの「戦争反対 死ぬのは嫌だ 怖い」を聞かせてもらった。



このアルバムには珠玉の曲が収められている。
「今日、恋が・・・・」という幸宏と教授の共作曲。
ストリングス、アレンジ、切ないピアノは教授、うたうは幸宏、ロマンティシズムに満ちた小曲。
30年愛する、ささやかな想いを秘めたこの曲。

ボクは春が来るたびにこの曲を聴くことにしている。
大村憲司さんのアルバム「春がいっぱい」もそうだが。




15:33追記:
写真を整理できるのは土日しか無い。
平日にはそんな余裕は全く無い。

整理する中で、3・11震災直後、携帯で取った写真が出てきた。



時間は14:58
ほんとうにぐらぐらの建物から外にでる。
「こんなボロビルと心中するのはゴメンだ。」という先輩の師と一緒に外に出て、戻るつもりも無く、空を撮った。

こういう有事に向けて避難訓練だの、地震が起きたら机の下にもぐりましょうだの、全部いざとなったら効力を発揮せず・何の役にも立たない事が証明された日。
仕事場の総務はヘルメット着用と「室内に16:00には戻りましょう、いったん」と理由無き・根拠無きことを言っていたが、共死にを避けるため、室内になど戻らず、外でぶらぶらし、川の流れを、空を見ていた記憶がある。
他人を安易に信用したらえらいことになる。

それは今も変わらない。
コメント (2)
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2011年4月17日 日曜日 1:30・・・3:20

2011-04-17 01:59:26 | 雑記帳
さくりんさんのコメントを読み、音楽を聴き、ビールを呑み、横になっているうち、19:00ごろから眠ってしまった。

さくりんさん、ごめんなさい。



変な長時間の夢を見ていた。

紀子さんの家が路地にあって、そこにいろんな人々が次第に集まり、外の駐車場で、私は好んでよく作る自作パスタを創っていた。
にんにく・タマネギ・チーズ・野菜・・・を和え、オリーブオイルで炒めたパスタ。
相当な人数分なので、かなりの時間がかかる中、室内からはみんなの談笑が時折、漏れてくる。

私だけが、フライパンや料理道具と格闘しながら、早くせねばと思っている。

「んんんっー にんにくが利きすぎているなぁ・・・」
と、一応皇室の人だから・・・とえらい神経質に思いながら。

起きると1:30。
不気味に思って、ネットにいくと、また、別のプレートに連鎖した地震が発生していた。



気象庁発表

17日0時56分頃地震による強い揺れを感じました。
現在、震度3以上が観測されている地域は次のとおりです。

震度5弱 新潟県中越
震度3 群馬県北部 長野県北部

柏崎原発が、今度は気になる。

あえて震源が関東に来ないまま、東北・北関東・中越・・・
そういう地震の在り方が、実に不気味だ。

まあ、これでもし関東直下の地震が来たら、日本は完全に終わりだが。

***



砂原さんの作品「ラヴ・ビート」、そして、強力な磁力を発生させた阪神淡路大震災の写真と記憶
そこから「ラヴ・ビート」に収まった「ザ・センター・オブ・グラビティ」、要は重力の中心という曲を思い出した。

聴く。



砂原さん、あなたは大したものだよ。
求道者ということで終わらず、こんな素晴らしい音楽を幾重も創造し・産み出したのだから。


3:07以降記載:

東京にて (さくりん)
2011-04-16 18:37:17
何故こんなことに…憤りと諦め…それでも復旧にあたる人と生きる現場の人々。
思いが順にめぐり、または混在し、気付くと泣いています。
それでも私の陣地に「帰ってきた」私。
10㎞~20㎞よりはとりあえず遠くに行き先のある私。



以前、スペル星人と差別の話題になりましたが、
まさか同じことが起き、こうも簡単に区別が差別に変わるのを目の当たりにするとは。
あの時かたちんばさんとスペル星人の話をしていたことが不思議でなりません。

後味だけでなく、この先も気まずさを抱える後ろめたさで片頭痛の中、私も北山修さんの言葉を聞きました。
TBSラジオが聴けるようになったおかげですが、
先日の永六輔さんの「義理」のお話も学ぶこと多し。
「こんな時になんだけど…」とコンサートのお知らせをためらったピーコさんと、「義理でやっちゃなさい」と笑った永さんの会話。
申し訳ないと思いながらご飯も食べているし電気も使っているし笑いもする…
その本音の方がずっとヒトらしく、信用できます。

めぐる想い、もしくはその想いの果ての一瞬の無心で撮られたであろう写真の数々をありがとうございます。
私が息つける時間です。
ご飯の写真、久しぶりですね。

ネコにはこちらを見透かしたり癒したり、眼差しの魅力がありますが、
コチャコさん(「ちゃん」ではないような)も目が印象的です。
先日見せていただいたチロちゃんはアラーキーに似ていますが、似てくるものなのでしょうか。
「うちねこ」は最近片目に炎症を起こして心配しましたが、戻って見てみるとだいぶ回復して美人復活…治癒力に安堵。
地震の前後に寄りつかなかったのが前兆だったとしたら、経験を活かせないのはヒトだけかもしれませんね。

***

さくりんさんへ

よく「差別」というコトバ・概念がありますが、現代ではほとんどは関西の利権に絡んで、「あらぬインネンをつけて、カネを得るためのゆすり・たかり」と同義語と化した「差別」という用語。
その用語の意味を、今まさに使うべきである。
福島というだけで、まるでスペル星人のように、いわれの無い差別が、今まさに起こっている。

スペル星人の場合は、バカそのものの子供(よく、学級委員づらした偽善者、日本教育=日教組の育てたまがい物「道徳」。まあ、SMAP・ベッキー・トータス松本・AKB48なども「同僚」だが)が親にチクり、そのまたバカ親が原爆被害者団体の委員だったことから、名作「遊星より愛をこめて」が欠番に至りましたが、
被爆をしているのは事実・現実だとしても、それが伝染などしない。

「申し訳ないと思いながらご飯も食べているし電気も使っているし笑いもする」

うちの80歳の突き抜けたロック命のお袋さんなども、戦争や東京大空襲を経験しているから、こういう有事に動じない。
そして、強い。
テレビに向かって、ACのCMが流れるたびに「うるせえよ!しつこい!」と言い。
あんまりにもしつこく流れるので、キレてTV局に電話して「うるせえんだよ!CMやめろ!」と言う始末。
母親は強く、そして、偉大である。

亡くなった方には手を合わせるしか無いが、生き延びた人はそのことをありがたく生命を謳歌して良い。
そういう権利がある。

ただ、私の場合は根っこが違うのと、放射能の件が絡み合って、さらに事態が悪くなるであろうことを憂えている。
そこだけの違い。

さくりんさんにも、うちねこが居たんですね。
ネコが地震も放射能も関係ねえ、といわんばかりに自由にしている姿というのは、今こそそこに在って欲しいもの。
色んな表情や行動を自由にする姿は、一緒になって別の世界に行ける。



コチャコさんも「お前、本当に性格が悪いな」と思うような目つきの悪い時と、美人さんの時、ときにきまぐれに敵である私に擦り寄ってきたり・・・
本当に自由です。
まあ、そういうネコに惹かれているのですが。

・・・・言われて分かったのは、すっかり地震+放射能で食べ物が出てこなかったこと。
それは、被災地の方々が食べたいものあっても食べる選択権が無いであろうことを思ったから。

ただ、福島に行かれたさくりんが言うのだから、ちょっとだけハメを外して食べ物の写真を。

***

3月15日 はなまるうどんにて 好物のたぬきそば+かき揚+おにぎり


3月16日 しつこく、再度、たぬきそばを翌日食べている
時間が無かったので立ち食いそばです


3月18日 さくら水産 かれいの唐揚げ+ご飯・味噌汁・生玉子・海苔


3月30日 しゅうまい弁当


4月11日 コロッケ弁当 ここでは肉を絶つと言いながら、赤いソーセージを食べてしまった



3:50追加記載:
砂原さんの音楽を引き続き聴いていた。
「テイク・オフ&ランディング」。



新宿にエアポートがあるという架空の世界から。
飛行機に憧れ、70年代「海外旅行」なるものがまだ夢のような世界だった同世代にしか分からない感覚から、創造の世界で、ジェット・ストリーム的世界を、現実に1枚のアルバムに仕上げた砂原さん。

アルバム最後の曲で、飛行機は日本へと戻ってくる。
そこに流れる「ウェルカム・トゥ・ジャパン」。
日本へようこそ。

少年の夢を現実に音に定着化した砂原さんの作品。

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